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幻聴… ページ6

不意に聞こえた少年の声。

誰なの…?



周りを見渡しても、少年の姿もなければ、誰もいない。







そんなことより、彼岸花!!




少し怖くなって、走って彼岸花の場所を目指した。




『ここ…だ』




視界に映るのは、一つの池を中心に咲き乱れる彼岸花。たくさんあって、地面が見えない。




ここまでたくさんある彼岸花をわたしは見たことがない。




『綺麗…』





彼岸花を見て綺麗といのは私だけかな?




「僕も好きだよ…、彼岸花」




どうしよう!!


さっきの少年の声だよ!ついに幻聴が聞こえる歳に!!



なんで!わたしまだ、ピチピチの16歳だよ!わたし、もうおばさんになっちゃったの!?



それは、それでショックだけど…




「大丈夫。君は幻聴を聞いているんじゃないよ、」

沈黙→←目的地へGO!



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作者名:ゆうたん | 作成日時:2018年2月19日 18時

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