そのお下げちょんぎったる。【橋田悠】

九枚 ページ10

日本画科を抜け油彩画科の教室へ向かった。




少し駆け足で






A「……はぁ、」









・









A「疲れた…」









・









・








教室に入ると早速作品が並べられていた。




課題は"食事をテーマに描きなさい"






私は作品を眺めている悠に声をかけた



A「結果どうやったん？」


橋田「あー…可もなく不可もなくって感じや……」


A「確かに」


橋田「ん？」ﾆｺ








こうゆうのはスルーしとくのが1番


今日のお目当ては八虎やし



矢口の文字を探しいていると




八虎「……」




彼は俯いていて、彼の作品は下から3番目やった。





その作品を見た瞬間"焼き回し"やと思った。







だって、この前の縁と構図がそっくり。









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橋田がお下げを解いてみた〜♡





八虎「橋田ってどんくらい長いの？」



橋田「こんくらいや、結構長いんよ」ﾆｺ



八虎「ﾅｯｶﾞ…」









・









・




桑名「A、橋田が髪解いてるよ」



A「……」

脳内
あ、解いとる
かっこいい、めっちゃかっこえぇ
切っても似合うんちゃうかな？うん、似合う。
よし、お下げちょんぎったろ








桑名「A、ハサミ下ろしな」

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