そのお下げちょんぎったる。【橋田悠】

二十二枚目 ページ24

八虎「橋田は多分気づいてたよ」


A「え……？」


一瞬思考が停止した


八虎「てか今日言ってた。「Aは多分僕のこと好きやろな」って。」



A「まじかよ……最悪」


やっぱりばれてた


うち……気持ち悪かったやろな



八虎「もしAがなにも隠さす描けてたなら多摩美には受かってたんだと思う」

A「うん……」









ムカつく……八虎なんかに励まされて







さっきまで流れていた涙は拭ってうちは立ち上がった


今度は溢れることはなかった。



A「八虎に好きな子がおったかは知らんけど良くそんな上から目線でもの言えるなぁ」


八虎「は？！お前！励ましてやろうと思っ……て！」


A「図星だったかなぁ？」



八虎「さっきまでピーピー泣いてた奴が何言ってんだよ」


A「……っ、ピーピーは泣いとらんし！！」



八虎「ふーーん」



A「ﾁｯ……ムカつく」









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