そのお下げちょんぎったる。【橋田悠】

二枚 ページ3

八虎side



大葉「切り取り方は面白いんだけどねー うーん」
「でもやっぱ対応力かなぁ、もっと課題文とかモチーフに対して反応してほしいゆだよね」


八虎「反応...？」


大葉「うん、いい絵は作者の考えが明確に出るモン」



そして次の課題..."タイトルをつけて描きなさい"

またイメージ課題か、、


対応力と課題への反応
まずタイトル決めて、、

それか、、ら、、、

八虎「ーーーっ、ｿﾞｸ!!!」



面談室から出てきた女子、、

八虎「なんだ、、あれ、、」


目が離せない。



寝てた子だよな、、、？









一気に吸い込まれて...それから、、









八虎「、、ダメだ、、集中」









、









、









、









、


そうだ、、参考書。

時間が経って改めてみると

参考作品とか画集の絵はやっぱすっげー良い。


八虎「コピー取ってこよ、」

てか重っ！！



すると後ろから


橋田「持ちましょうかおじょーサン♡」
八虎「ビックリｼﾀｧｧ!!!」



なんだ、、



八虎「橋田か...いっつも距離近くない？」

橋田「あ、藝大の合格作品集や」


聞いちゃいねえ！




橋田「八虎、藝大志望なんや？」

八虎「まぁね、橋田は？」


橋田「藝大とタマビやで」


八虎「へー ...いやじゃなくて何か買いに来たんだろ？」


橋田「見に来ただけや」

ん？見に来た？

橋田「僕、人の作品見んの趣味やから」
「ここにあるモン、みーんな誰かが考えて作ってんねんやろ？そしたらコンビニも美術館みたいなモンやん」

八虎「はは 俺にもその頭の柔らかさわけてくれ...」


橋田「？」
「あー、そういや」


八虎「ん？」


すると橋田は笑顔になって言った。

橋田「八虎が気になっとった子、タマビと藝大志望なんよ」ﾆｺｯ

八虎「は！嫌！別に気になってねぇし！！」

まじか、、あの子も藝大に、


八虎「なぁ、橋田」

橋田「？」

八虎「あの子の絵見たか？」

俺はあの絵が忘れられなかった。


橋田「やっぱ気になっとるやん」ﾆｺｯ

八虎「だから！！」
橋田「ハイハイ、分かっとるて」


八虎「俺、対応力とか色々言われて、その時あの子の絵を見て、、、なんか、、、なんか、、んーーー、」


分かんねぇ！！なんかこう！！言いたいことが、、





橋田「八虎は真面目やからなぁ、絵なんか自由でええねん。あの子の絵は確かにsua((「悠...」



聞きなれない声がして振り向いた


八虎「ーーっ！」

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