春雨第７師団は今日も、、、平和じゃないようです

２５話 ページ36

ここは、もう、



全力ダッシュ。



阿「あっ!おい！」



走る、走る、走る。



ここが路地のどこかも分からないけど



特に後ろから追って来ている様子もない。



しばらく走ると視界が明るくなってくる。



貴(やった！外………だ………？)



町が……燃えてる…？



外はとっくに夜で、私が明るいと思ったものは炎だった。



何が起きているか私には解らなかった。



町だった場所からは人々の悲鳴が聞こえる。



阿「あー、もう始まっちまってたかァ」



後ろから声がし、振り向く。



貴(さっきの……！)



阿「同族の居る貴重な星なのによぉ。」



私を無視して話す。



それにさっきから、このことが起こるのを知っていたような口ぶり、それに以上に落ち着いている。



まさか……！



コイツらが……！



貴「……これは、どういう事ですか…！？」



阿「何って、仕事だよ仕事。知らねぇか？『宇宙海賊春雨第７師団』を。」



宇宙海賊春雨…第７師団……？

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