七つの大罪にはもう一人のメンバーがいまして。

7話 ページ8

私(王女様…大丈夫？？)





ﾒﾘｵﾀﾞｽ(よ、ホークも無事、みたいだな)





ﾎｰｸ(この豚串状態が無事だと…？？ブウウウウウ！！おっかああああああ〜！！)




私(あ！！待ってホーちゃん！そのくらいなら私が治してあげるから…！！って、行っちゃった…)




ﾂｲｰｺﾞ(豚？まあいい。)




ﾒﾘｵﾀﾞｽ(エリザベス…)



私(王女様…)





ﾒﾘｵﾀﾞｽ(おい、どこ行くんだよ)




ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ(逃げ切れません。)





ﾒﾘｵﾀﾞｽ(お前、諦めるわけにはいかねぇって言ってただろ)




ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ(私が大人しく投降すれば、あなた達の命を無闇には奪わないはずです)




私(だめだよ！騎士がそんな都合よく行くわけないでしょ！！)





ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ(お願い、あなた達だけでも逃げてください！)





ﾒﾘｵﾀﾞｽ(Aの言う通りだぜ。どの道ありゃ、俺達全員殺す気だぞ)




ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ(どうして…？私、嬉しかったんです。たった一人で、七つの大罪を探す旅に出てり旅なんてしたこと無くて、凄く不安で。正体がバレないように着慣れない鎧でクタクタになるまで歩いて。けど…誰を頼ることも出来なくて。なのに、あなた達は、どこの誰かも知れない私に優しくしてくれて。だから私は！名も知らないあなた達を、これ以上、巻き込みたくないの！！)




ﾒﾘｵﾀﾞｽ(…メリオダス！それが俺の名前だ)




私(Aだよ)





ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ(え…？まさか…そんな、！)




ﾒﾘｵﾀﾞｽ(ﾍﾍｯ)





私(A達が誰だか分かったっぽいね？ﾌﾌ)




ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ(そんな…だって、)




騎士(あいつらはどこだ！？)




(アリオーニさん)




(あの、剣を背負った奴と王女じゃない方の女だ！)




(落ち着いてくださいアリオーニさん。今、ツイーゴ様が追い込んで…)




(バカ！あいつらを怒らせちゃダメだ！国が滅ぶぞ！！)




(え？)




(助け出された時、見たんだよ…あいつらは本物だ…一番やばい奴らなんだよ！！あいつらの、肩のシンボル…あれは！！)





ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ(あなた達のそのシンボルは獣の…いえ、ドラゴンと狼の！！)





ﾂｲｰｺﾞ(ぬぅ！！…ん？うおおおおあ！！どういう事だ、わしの剣は確実にこやつらを仕留めた…だが一撃を貰ったのは、このわしじゃと！？)

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