七つの大罪にはもう一人のメンバーがいまして。

19話 ページ20

騎士(すぐに町を出て、南西に向かったそうです)





ｷﾞﾙｻﾝﾀﾞｰ(南西…確か、白夢の森があったな)






騎士(あ、はい。しかし、あそこは…ギルサンダー様！)





ｷﾞﾙｻﾝﾀﾞｰ(メリオダス…)







ﾎｰｸ(…おいおい本当に大丈夫か？森に入って三時間は経つぜ…人どころか動物の影すら見えねぇぜ)





ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ(そうね…メリオダス様、本当にこの森に七つの大罪が隠れているのですか？)





ﾒﾘｵﾀﾞｽ(多分)





私(ｸﾝｸﾝ…敵…？ﾎﾞｿｯ)





ﾒﾘｵﾀﾞｽ(…そうかそうかありがとなﾎﾞｿｯ)





ﾎｰｸ(確たる証拠も無しに来たって言うのか！あのなぁ、この森にはとんでもない怪物が出るって噂も…)





ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ(きゃあ！！)






ﾎｰｸ(どうしたぁ！？)







ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ(な、なにかが私のお尻を…)





ﾒﾘｵﾀﾞｽ＆私(安心しろ俺だ／して団長だから)






ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ(なんだぁ、良かった〜！)






ﾎｰｸ(良かねぇだろ！)





ﾒﾘｵﾀﾞｽ(ま、それは置いといて)





ﾎｰｸ(それで済ませるんかい！)





私(根拠なら一応あるよ)




ﾒﾘｵﾀﾞｽ(この白夢の森は見た通り、馬では歩きにくいし方向は失いやすく、猟師や旅人も迂回する道だ)





ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ(確かに、身を隠すには持ってこいですね！)




ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ
！！あれ、無い！嘘！？





ﾎｰｸ(どったの)




ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ(へ、あ、いえ！！)




ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ
そんなまさか、ダメよ落ち着いて考えるのよエリザベス。
朝起きた時にはちゃんと履いてたわよね、お手洗い…違う。
そんなところで忘れるなんて、そんなこと…やっぱり無い！！








ﾎｰｸ(おい！モタモタしてねぇで行くぞ！)






ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ(は、はい！)






ﾒﾘｵﾀﾞｽ(慌てるなよ、神経質な豚は嫌われる…お！)





ﾎｰｸ(ああ！？誰が神経質な豚だこらぁ！！)






私(…来たね)






ﾎｰｸ(ひぃ！俺がいっぱい…なんじゃこりゃあ！)






ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ(これが森の怪物？)






ﾒﾘｵﾀﾞｽ(確かにこれは怪物だな)






ﾎｰｸ(メリオダス！A！言っとくけど俺が本物だぜ！…)



(何言ってる豚！)





(俺が本物だぜ！)




私(大丈夫〜、Aは多分見分けつくから〜！)





ﾎｰｸ(……容赦ねぇ…わあ〜ん！エリザベスちゃあ〜ん！)

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