39話 ページ3
ホ「あいつら互いに聖騎士だと思い込んでるのか!?」
エリ「そんな…二人ともやめて!!
もうやめて!!」
ディ「…あれ、王女さん…なにやってんの?」
ホ「そりゃこっちのセリフだ!!」
ディ「あれ、団長も。聖騎士は?」
メリ「そういえば…」
子「おっきいお姉ちゃん、大丈夫??」
ディ「君、まだここにいたの?」
子「うん」
チリリリーン
ディ「…またみんな消えた…」
メリ「聖騎士め…!」
エリ「メリオダス様だめ!僕、離れて」
ディ「またみんなを隠したな!!」
子「怖いよぉ!!僕まだ死にたくないよ!!!」
エリ「大丈夫!!私が、この身に代えても守って見せます!」
〜〜〜
私「もーめんどくさい!!この技使ったことないんだから…
絶対強制解除(アブソリュート・キャンセル)」
ディ「あれ、A??」
私「敵はあっち!!」
ロイ「…良くもやってくれたな!!」
メリ「そっちこそ、良くもやってくれたな
…エリザベス。お前の覚悟、しっかり受け止めたぜ。」
ホ「ごめんな?エリザベスちゃん、俺にもっと力があればよ…」
ディ「すごい怪我だね、すぐ町まで連れて行かなきゃ」
エリ「…待って、ください。私も、連れて行ってください」
ホ「何言ってんだよ、そんな傷で!!」
エリ「私は、約束、したんです、王国と人々を守るために、戦い続けると」
ディ「残念だけど、無理だよ」
私「そんな体じゃ、連れてなんて行けないよ」
エリ「ディアンヌ様、A…」
ディ「これから向かうのは、敵が待ち構えてるバステ監獄だよ。そんな体で行っても、なんにも出来ない」
エリ「そうですよね…
それでも、メリオダス様と、みなさんとともに、歩んで行こうと、決めたんです。約束を果たすために」
ディ「…泣かないんだね」
エリ「はい」
ディ「僕のリュックの中に入れてあげる。でも揺れるよ?もしかしたら傷に触るかもしれない。それでもいい?」
エリ「ディアンヌ様…はい!」
私「待って、ディアンヌ。
もう、ワガママ王女様なんだから…しょうがないなぁ。
お母さん、力、借ります。」
ホ「傷が…無くなった!!」
私「…こんな無茶したら、だめなんだから」
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作者名:轟 ゆーき チャン !? | 作成日時:2018年1月20日 11時