陽だまり【knsm】柚杜様リク ページ34
*
朝、起きた時から体がだるいとは思っていた。
昼間は仕事に追われ、そんな事を気にしている暇などなかった。
帰るときには、足元はおぼつかない状態だった。
なんとか、家につき、誰もいないけど毎日言っている挨拶をする。
『ただ、いま…』
扉が閉まるとともに足の力が抜けて、床に倒れるはずだった。
「Aっ…！」
いるはずの無い彼がここにいた。
合鍵は持っているとはいえ、遠くで仕事をしているコネシマがいた。
私は彼に支えられて、床に突っ伏すことは無かった。
「おまっ、つめたっ！」
コネちゃんの手が頬と私の手に添えられる。
とてもあたたかかった。
ひょいっと、いわゆるお姫様抱っこをされてリビングのソファに寝かされる。
「ちょっと待っとけよ？」
キッチンまで行って、カチャカチャと何かをしていた。
火の音もしていた。
こねちゃん…あなた料理できないでしょ…。
引き止める気力もなく、ソファに体を預ける。
何してるんだろ…。
「A。これ飲め」
渡されたのはコップ。
湯気がもくもくと出ていて熱そうだ。
体を起こして、それを受け取る。
そっと口に運んでみれば、ぽかぽかとした。
『これ…』
「生姜の紅茶？やっけ。テレビでなんかあったまるって言うとった」
コネちゃんが紅茶を出してくれるとは…。
失礼とはわかっていても、少し驚いた。
手だけでなく、体がじわじわと温まっていくのがわかる。
コネちゃんの服を引っ張って目で訴えてみた。
コネちゃんは、一度ため息をつき、ソファの下にあぐらで座り、腕を広げてくれた。
『ん…コネちゃんあったかい…』
コネちゃんの上に座り、彼にくっつく。
元々体温の温かい彼はちょうどいい。
「そうかい。はよ元気になれよー？」
私の頭をくしゃくしゃと撫でた彼の笑顔と、もう一口含んだ生姜の紅茶でまた温まった。
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さわこ - ヒメ＊さん» えっ、グルさん？グルさんがどうかｓ（（（うぼあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ (2018年1月9日 22時) (
レス) id: e1331c41ff (このIDを非表示/違反報告)
ヒメ＊ - グルさんうわああああああああああ(発狂) (2017年11月4日 14時) (レス) id: 62fdf5a30d (このIDを非表示/違反報告)
みるく*(プロフ) - 柚杜さん» 書き終わりましたー！！ なんか想像と全然違うけども…！ リクエストありがとう！！ (2017年1月16日 22時) (レス) id: 0a931a9b77 (このIDを非表示/違反報告)
柚杜(プロフ) - いつも楽しく読ませて貰ってます(*'▽')コネちゃんと生姜紅茶でリクお願いできますかね・・・？更新も受験も頑張ってください！応援してます！ (2017年1月13日 0時) (レス) id: 7d9db6dc60 (このIDを非表示/違反報告)
みるく*(プロフ) - 暗愚さん» ぴゃっ(´；ω；｀) コメントありがとうございます！ ほんとに嬉しいです…！ 早めの更新頑張りますね…！ (2016年12月30日 10時) (レス) id: 0a931a9b77 (このIDを非表示/違反報告)
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