料理上手【grpn】 ページ18
*
『…ん…おはようございます…ぐるさん…』
寝起きの弱い私には、いつもつきっきりの人がいる。
つきっきりといっても同棲、と言った方がいいのだろうか。
「おう、おはよう。A」
じゅー、っといい音と共にいい香りも漂ってくる。
その匂いを辿って台所まで行くと、グルさんに止められた。
「先に顔洗ってこい、もう少ししたら飯もできっから」
いつも通り喋ってはいるものの手際の良さは変わらない。
はーい、と幼稚園児並みの返事をしてから洗面所へと向かう。
鏡にいる私は随分と優しい顔をしていた。
つい数週間前まではとてもやつれていたのに。
そんなやつれた私を見て、同棲を提案したのが３つうえのお兄ちゃん的存在のグルさんだった。
『んんー、いい匂い…お腹空いた、』
「はいはい、座ってまっとれ」
付き合ってもいないのに同棲なんて…とか最初は思っていたが、いざ同棲を初めて見ればそんな考えなんて変わった。
普通に楽しい。
グルさんは両手に皿を持ち机まできた。
皿に乗った料理はいつ見ても、美味しそうだった。
「なー、Aはこのままでいいんか？俺が同棲を提案したのだが…その…彼氏とか…」
グルさんらしくない遠回しな言い方に首を傾げた。
今まで過ごしてきて、私に彼氏というような存在がいるとでも思ったのだろうか。
当然私はこの生活から逃げる気はない。
『私はこのままでいい。グルさんとくらす』
何気なく思ったことを口にしたのだが、グルさんは私から顔をそらし、口元を隠す。
ちらっと見えた耳がとても赤かった。
「それは…結婚してもらってもいいってことか？」
とんでもないことを言い出したグルさんに、否定する気も全くなかった。
だいぶ前からあったこの気持ちにやっと自覚をした。
『…グルさん、よろしくお願いします』
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さわこ - ヒメ＊さん» えっ、グルさん？グルさんがどうかｓ（（（うぼあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ (2018年1月9日 22時) (
レス) id: e1331c41ff (このIDを非表示/違反報告)
ヒメ＊ - グルさんうわああああああああああ(発狂) (2017年11月4日 14時) (レス) id: 62fdf5a30d (このIDを非表示/違反報告)
みるく*(プロフ) - 柚杜さん» 書き終わりましたー！！ なんか想像と全然違うけども…！ リクエストありがとう！！ (2017年1月16日 22時) (レス) id: 0a931a9b77 (このIDを非表示/違反報告)
柚杜(プロフ) - いつも楽しく読ませて貰ってます(*'▽')コネちゃんと生姜紅茶でリクお願いできますかね・・・？更新も受験も頑張ってください！応援してます！ (2017年1月13日 0時) (レス) id: 7d9db6dc60 (このIDを非表示/違反報告)
みるく*(プロフ) - 暗愚さん» ぴゃっ(´；ω；｀) コメントありがとうございます！ ほんとに嬉しいです…！ 早めの更新頑張りますね…！ (2016年12月30日 10時) (レス) id: 0a931a9b77 (このIDを非表示/違反報告)
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