どうでもいい 5 ページ6
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『………………離れてよ、』
自分でも驚くようなドスのきいた声がでた。
女は、右足を喰われている。
この状況で女を置いておくのはよくない。
『ふー…、不死川さん、この女の人を胡蝶邸に連れて行って下さい。』
不「………………………、てめェはどうすんだよ」
『時間稼ぎします。早く行ってください。』
そういうと、珍しく私の言葉をきいてくれて、
猛スピードで、胡蝶邸に向かった。
『ねぇ、あんた、名前は?』
??「あったた、君、柱?強いねぇ」
『名前を聞いてんだけど』
数十メートルあった場所からもう私の近くにいる。
結構深めに蹴りを入れたはずなのに、
怪我ももう治っている。
こんなに回復が早い鬼は、
『お前、上弦か、』
童「俺、童磨っていうんだー!上弦の弐、ねぇ君も食べていいかな?」
『気持ち悪い、近寄んなよ、』
鬼の頸めがけて刀を振り下ろすが、鬼の腕によって妨害された。
『早く、死んでくれないかな?』
童「なんで、初めて会った俺にそんな辛辣なのかな?」
『それは、
鬼なんて、人のようにすぐ裏切る生き物でしょう?
そんなものに、存在価値なんてみいだせない。
お前らも、人間も嫌いだ。
そんな事を思いながら、もう一度刀を振り下ろそうとした時、
童「君、ほんとは自分のことを認めてほしいんじゃないの?」
そう言われ、
刀を振り下ろすのを、
一瞬躊躇ってしまった。
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みょん - 状況が分かりやすくて、細かく書いてあって読みやすいです! (2021年8月30日 23時) (レス) id: 92803f2ac3 (このIDを非表示/違反報告)
みょん - 控えめに言って神 最高です! (2021年8月30日 23時) (レス) id: 92803f2ac3 (このIDを非表示/違反報告)
やすな(プロフ) - マッシュッシュさん» 同感です、、、、、!ほんっとうに感動しました (2021年2月21日 8時) (レス) id: 32dc323374 (このIDを非表示/違反報告)
小説終わらない - 私も個人的に小説を書いています!やっぱり凄いです!なんか読めば読むほどいい話です! (2020年12月9日 20時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
superman(プロフ) - ササミさん» ラスト考えるのむずかったです(T_T) (2020年10月9日 22時) (レス) id: 56ca2f5f9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:superman | 作成日時:2019年10月13日 19時