どうでもいい36 ページ45
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実「てめェは、俺の後ろにいろや。」
私にさねみんがそう言った。
なんでかは、わかる。
私が刀を握れないから。
『なんで、?大丈夫だよ、』
口では大丈夫と言っても、心はそうではない。
今、ここで、鬼がきたら、私は倒せるだろうか。
首を切れるだろうか。
心がまたもやもやする。
この気持ちは絶対に消えない。
『私は、戦えるし、もしもそれで命を落としてもみんなどうでもいいって思うよ、』
私がそういうと、
さねみんは、怒っているような顔をした。
実「お前、そんな事ぜってェ言うなよ」
なんで怒ってるかなんて、私が1番わかってる。
でも、私がわからないフリをした。
傷つきたくない。
そんか気持ちが私に蓋をするのだ。
『…………ごめん。』
私は、さねみんの目を見ることはできなかった。
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「鬼だー!!!!!」
「逃げろー!!!!!!!!!!はやく!!」
住民の声で、ガバッと体を起こす。
外を見ると、
血しぶきを浴びたのだろうか、血塗れの住民達が逃げている。
『鬼、か』
宇「ド派手に戦うかぁ!!!!」
胡「…行きますか、」
柱はみんな外に出て行った。
私は自分の刀を見つめる。
私は、この任務に行ったら、柱をやめようと思う。
このままだとみんなの足手まといだ。
実「おい、行くぞ」
さねみんの声で、立ち上がる。
『うん。』
刀を持っている右手は震えている。
私はこの時、ふと、
姉が言った言葉を思い出した。
『姉さん、姉さんが言った言葉はそういう意味だったんだね。』
ごめん、ごめんね、姉さん。
私は、
鬼殺隊に入っちゃいけなかったんだ。
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そろそろ、この小説の終盤に入ってきました!
私は文の書く才能がないので、
最終話は、薄っぺらい感じで終わりそうな予感がしていますが、頑張って描きたいと考えてます!
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みょん - 状況が分かりやすくて、細かく書いてあって読みやすいです! (2021年8月30日 23時) (レス) id: 92803f2ac3 (このIDを非表示/違反報告)
みょん - 控えめに言って神 最高です! (2021年8月30日 23時) (レス) id: 92803f2ac3 (このIDを非表示/違反報告)
やすな(プロフ) - マッシュッシュさん» 同感です、、、、、!ほんっとうに感動しました (2021年2月21日 8時) (レス) id: 32dc323374 (このIDを非表示/違反報告)
小説終わらない - 私も個人的に小説を書いています!やっぱり凄いです!なんか読めば読むほどいい話です! (2020年12月9日 20時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
superman(プロフ) - ササミさん» ラスト考えるのむずかったです(T_T) (2020年10月9日 22時) (レス) id: 56ca2f5f9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:superman | 作成日時:2019年10月13日 19時