どうでもいい 32 ページ38
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しのぶも、もう分かってるはず。
今までの悪がどちらか。
分かっているからこそ信じたくないのも分かる。
けど、手首切られるのは痛いなぁ。
光「ﾊｯｯｯｯｯｯｯ、は、は、ﾋｭｰ、ﾋｭｰ、」
要光はじわじわと血が流れる首に手を当て、げほ、げほ、と咳をする。
光「あん…たのせいで、」
ギリっとこちらを睨む。
だが、私の怒りは収まってなどいない。
『…、』
光「い、だ、！！！」
先程しのぶに浅く切られた手の方で思いっきり要光の髪を引っ張る。
それを柱は手も足も出ず呆然と眺めているばかりだ。
ばーーーか。
『間違えてごめんなさいって、土下座しろよ。甘露寺さんに。』
グッと髪の毛を引っ張る。
ブチと音がしたが別にどうでもいいだろ。
それと同時に、私の手首から、ぼたぼたと血が要光の隊服に落ちる。
『早く、言えって。』
光「ｯｯｯｯ、甘露寺…ちゃん…、ごめ、んなさい、」
甘「い、いいよ….、勘違いは誰でもあるもんね…。」
私はどんな顔しているだろうか。
不「おい、A、手首包帯しねぇと…、、」
そう言って、私の横にきた不死川さんは私の顔を見てギョッとした。
『あぁ、ありがとう。不死川さん。』
私はすぐ、お館様の前に膝をおろした。
『………………….、お館様、』
目の前にいるお館様に頭を下げる。
お「A、少し冷静になろう。」
『すみません、お館様。』
私は1週間、地下行きとなった。
地下に行こうとしたとき、むいむいが心配しにこちらにきた。
時「A、大丈夫…？？別にあのままあいつを殺れたんじゃないの…？？？」
そう言ったむいむいの頭に手を乗せる。
『ごめんね、心配かけて。』
地下に行くまで、むいむいは一緒に手を繋いでくれた。
冷たい私の手とあったかいむいむいの手。
じわじわと温もりを感じれるはずだった。
『………、…？』
私はなんも感じることができなかった。
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地下→牢屋みたいなもんです！
表現の仕方がわからなく地下行きとしました！
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みょん - 状況が分かりやすくて、細かく書いてあって読みやすいです！ (2021年8月30日 23時) (
レス) id: 92803f2ac3 (このIDを非表示/違反報告)
みょん - 控えめに言って神 最高です！ (2021年8月30日 23時) (レス) id: 92803f2ac3 (このIDを非表示/違反報告)
やすな(プロフ) - ﾏｯｼｭｯｼｭさん» 同感です、、、、、！ほんっとうに感動しました (2021年2月21日 8時) (レス) id: 32dc323374 (このIDを非表示/違反報告)
小説終わらない - 私も個人的に小説を書いています！やっぱり凄いです！なんか読めば読むほどいい話です！ (2020年12月9日 20時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
superman(プロフ) - ササミさん» ラスト考えるのむずかったです(T＿T) (2020年10月9日 22時) (レス) id: 56ca2f5f9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：superman | 作成日時：2019年10月13日 19時
