どうでもいい 27 ページ31
.
それから、5日間町に滞在したが鬼が出てくる気配は全くなく、
私たち柱は一度、屋敷に戻ることになった。
宇髄さんとはあの後全く話さなかった。
あちらが、私を避けていた。
『今回の雰囲気はやだったなぁ。』
あからさまに、私への嫌悪感が感じられて、
居心地が悪かった。
要光は、あの後やけに静かになった。
私とは全く目も合わせないが。
___________
___________
お「よく戻ったね。今回の報告を聞こう。」
お館様からそう言われて、要光が答える。
光「はい。今回私たちは、
町の見回りをしましたが、これと言った鬼は見つかりませんでした。」
『え…?』
私の、え…?という発言に柱がこちらを向く。
え、だって普通にそういう反応になるでしょ。
『あの、私の要光は、鬼と遭遇しましたよ??』
シーンと場が凍った。
え、なにかまずいこと言った??
光「あ、す、すみません、鬼と遭遇しました。」
要光はすぐに訂正した。
鬼がいなかったとやり過ごすつもりだったのか知らないが、あからさまに殺気を向けてきてる。
なにか至らぬ点でもあるのか。
光「そ、そこで、私、Aさんに足で蹴り飛ばされて、挙げ句の果て頭を地面に何回も叩きつけられたんです…!!!」
あぁ、…そゆこと。
伊「…、また、お前はそんなことしたのか?」
し「…甘露寺さん、宇髄さん、あなた達はなにかしっていますか?」
甘「…ッわたしは、頭から血を流して倒れてる光ちゃんと、お腹から大量に血を流して倒れてるAちゃんを見つけて、」
甘「それで、それで、どうしようってなって、」
宇「とりあえず、部屋に連れて行った。」
宇髄さんは、わたしの方を向きもせず一言そう言った。
あー、これ完全に根に持ってるやつ?
いつまで引きずってるのやら。
お「まず、足で蹴り飛ばしたのは本当かい?A。」
4403人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みょん - 状況が分かりやすくて、細かく書いてあって読みやすいです! (2021年8月30日 23時) (レス) id: 92803f2ac3 (このIDを非表示/違反報告)
みょん - 控えめに言って神 最高です! (2021年8月30日 23時) (レス) id: 92803f2ac3 (このIDを非表示/違反報告)
やすな(プロフ) - マッシュッシュさん» 同感です、、、、、!ほんっとうに感動しました (2021年2月21日 8時) (レス) id: 32dc323374 (このIDを非表示/違反報告)
小説終わらない - 私も個人的に小説を書いています!やっぱり凄いです!なんか読めば読むほどいい話です! (2020年12月9日 20時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
superman(プロフ) - ササミさん» ラスト考えるのむずかったです(T_T) (2020年10月9日 22時) (レス) id: 56ca2f5f9a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:superman | 作成日時:2019年10月13日 19時