どうでもいい 3 ページ4
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『あー、いったい!!まじで!!!』
腕に包帯をまいて、キュッときつく締める。
きつく締めるたび、じわじわと血が滲んでいくのがみてわかった。
『痛いんだけど、まぁ、素人がやったらこうだよね。』
まぁ、なんというか、痛みだけが私の存在価値を示してくれるような気がした。
その時、
時「なにしてんの、」
と、後ろから声をかけられた。
『お、?むいむいじゃん』
時「むいむい呼び、やめてくれない?笑」
フッと、無一郎は笑った。
多分、本当の笑顔なんだろなと思う。
いや、そう思いたい。
時「はい、Aこれ、腕の薬、」
ポイッと私の手に、薬を投げる。
『ん、え????!薬???!え、ありがとう!』
時「別に、強いAが死んだら悲しい、じゃん。」
『むっ、むいむい〜〜〜!!!!!!!!!!!』
無一郎は、私が柱合会議に呼ばれたその日に一番に声をかけてくれた。
俺は、Aを信じるからって、1人じゃないよ、って、
その時だけ、人の暖かさでを感じ号泣してしまった。
ポタポタと、涙が落ち、ありがとう、ありがとうと、何回も無一郎の服を握り締めた。
『ありがとう、むいむい、』
そういうと、
時「どういたしまして」
とそっぽを向いて言った。
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みょん - 状況が分かりやすくて、細かく書いてあって読みやすいです! (2021年8月30日 23時) (レス) id: 92803f2ac3 (このIDを非表示/違反報告)
みょん - 控えめに言って神 最高です! (2021年8月30日 23時) (レス) id: 92803f2ac3 (このIDを非表示/違反報告)
やすな(プロフ) - マッシュッシュさん» 同感です、、、、、!ほんっとうに感動しました (2021年2月21日 8時) (レス) id: 32dc323374 (このIDを非表示/違反報告)
小説終わらない - 私も個人的に小説を書いています!やっぱり凄いです!なんか読めば読むほどいい話です! (2020年12月9日 20時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
superman(プロフ) - ササミさん» ラスト考えるのむずかったです(T_T) (2020年10月9日 22時) (レス) id: 56ca2f5f9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:superman | 作成日時:2019年10月13日 19時