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どうでもいい 15 ページ17

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『…じゃあ、不死川さん、いってきますね。』



今日の不死川さんはやけに素直だった。
怒ることも、笑うこともしない。




不「おぅ。」




なにがそうさせるのか、
私は少し分かったような気がした。

だから、パシッと不死川さんの手をとり、

 




『大丈夫です。死にませんよ。』







息をするように嘘をついた。








____________

____________







『「「「では、行って参ります。」」」』



お「うん。行ってらっしゃい。」





お館様に背を向けて一斉に走り出す。

この中で一番実力不足なのは、要光だ。
現に、一番足が遅い。
毎日の鍛錬をサボっているのだろう。

みんなが、要光に速さを揃える。




甘「大丈夫だよ!ゆっくり行こうね。」



宇「派手にゆっくり行こうぜ」



光「ありがとう…!!ごめんね本当に!!」




くそみたいな茶番をやっているなぁとしか思えない私は性悪だろう。

だって、物凄く気持ちが悪いもの。




『…。』






館を出る前に、


し「なぜ、頸を怪我していたのですか。」


としのぶに声をかけられた。


"光にやられた。"といえば一発だが、信じてもらえないのは目に見えてわかることだ。

私はその時黙認することにした。



『…さぁ。』



会話はそれだけで終わったが、しのぶは最後聞こえるか聞こえないかの声で小さく、



し「あの傷跡は、
光さんしかつけれないじゃない…。」



と嘆いた。
そうだ。
要光には、独特の傷の付け方がある。



走りながら、



『ふふ、』



かおがニヤけるのを抑えることが出来なかった。

ほら、

もっと混乱しろ。

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設定タグ:鬼滅の刃 , かまぼこ隊   
作品ジャンル:アニメ
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みょん - 状況が分かりやすくて、細かく書いてあって読みやすいです! (2021年8月30日 23時) (レス) id: 92803f2ac3 (このIDを非表示/違反報告)
みょん - 控えめに言って神 最高です! (2021年8月30日 23時) (レス) id: 92803f2ac3 (このIDを非表示/違反報告)
やすな(プロフ) - マッシュッシュさん» 同感です、、、、、!ほんっとうに感動しました (2021年2月21日 8時) (レス) id: 32dc323374 (このIDを非表示/違反報告)
小説終わらない - 私も個人的に小説を書いています!やっぱり凄いです!なんか読めば読むほどいい話です! (2020年12月9日 20時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
superman(プロフ) - ササミさん» ラスト考えるのむずかったです(T_T) (2020年10月9日 22時) (レス) id: 56ca2f5f9a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:superman | 作成日時:2019年10月13日 19時

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