どうでもいい 12 ページ13
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『話ってなに、』
私がそういうと、要光は自身の体をくるくると回し、歩き始めた。
光「ねぇ、私最近イライラしてるの。なんでだと思う??」
『……………知らない。』
私がそう言ったと同時に、カチャと刀を私の頸に当てた。
ギリギリと音を立て、私の隊服が真っ赤に染まっていくのがわかった。
そして、ボタ、ボタ、と床に血が落ちる。
光「てめぇが調子に乗ってるからだよ」
先程の笑顔とってかわり、真顔で私に毒を吐く。
その顔はそのまま私の頸を切ってしまいそうな気がした。
『……………調子に
光「うるさいんだよ!!!!!!!!」
スパンという音と共に、私の頸が浅く切られたのがわかった。
それにのるように、ダバダバと血が吹き出す。
光「息すんなよ、お前さぁ。」
要光の怒りは収まらない。
不死川さんが私に頭を下げたのがそんなに癪に触ったか?
私がお前の方を向き笑ったのが癪に触ったか?
『ふふ、あはは!!!!!!!』
光「………なにがおかしいんだよ、」
お前が怒ろうが泣こうが私にとって、
『くそほどどうでもいいんだよ』
そう笑って要光に言った。
要光は、これでもかと顔を歪ませ私を気持ち悪がった。
光「………なんでお前笑ってんの」
人はこれを異常と言うかもしれない。
_____________
_____________
家の塀にずるずると寄りかかる。
私の頸はドクンドクンと脈を打ち血は止まる様子はない。
『……………いったい』
頸を抑えていた私の手は真っ赤に染まる。
あぁ、これは胡蝶邸に行かなければ。
やだなぁいきたくないなぁ。
『え、』
目の前の視界がぼやける。
その瞬間バタッと鈍い音がした。
??「…………???!!!あの?!!大丈夫ですか???!!!!!!」
だれかが叫んでる声がした。
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みょん - 状況が分かりやすくて、細かく書いてあって読みやすいです! (2021年8月30日 23時) (レス) id: 92803f2ac3 (このIDを非表示/違反報告)
みょん - 控えめに言って神 最高です! (2021年8月30日 23時) (レス) id: 92803f2ac3 (このIDを非表示/違反報告)
やすな(プロフ) - マッシュッシュさん» 同感です、、、、、!ほんっとうに感動しました (2021年2月21日 8時) (レス) id: 32dc323374 (このIDを非表示/違反報告)
小説終わらない - 私も個人的に小説を書いています!やっぱり凄いです!なんか読めば読むほどいい話です! (2020年12月9日 20時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
superman(プロフ) - ササミさん» ラスト考えるのむずかったです(T_T) (2020年10月9日 22時) (レス) id: 56ca2f5f9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:superman | 作成日時:2019年10月13日 19時