今夜、電車の中でX X。

本当に怖いのは ページ2

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その時、ぱっと、チョンさんに腕を掴まれた

慌ててチョンさんの顔を見ると



なにか悪いことを企んでいるような顔で私にこう言った



JK「ヌナ、お気持ちは嬉しいです。でも、僕は、こう思うんです。ソクジンさんと、ヌナと、僕と、3人で話しても面白いかな。なんて」




嘘でしょ、、まさかの提案だった



『い、いや、、、いいです。か、隠れます』



JK「何を断ってくれてるんですか。ヌナのくせに。僕に逆らわないでくださいよ」



『で、でも、、、いい、、嫌です！会いたくありません！』



この3人で話すと、面倒なことになる



最初からそう分かっていたなら、オッパに会う理由は無い



会いたいけど、チョンさんがいる限り、私たちは会えない





だから、



『嫌です。隠れます。手、離してください』



いつもより、少し強めの口調で言ってみた



だけどそれは、チョンさんを狂わせるだけだった





JK「ヌナ、いつからそんなにわがままになったんですか？」



チョンさんはつかんでいた腕を持ち替え、手を掴み、私を壁に押し付けた




チョンさんは壁に押し付けた私の両手を束ねて、上にあげた






そして、私の耳を虐めるように囁いた



JK「ほんとわがままな女だなぁ、、、僕、そういうのも好きですけど、やっぱりヌナは弱い方が好きです。僕は、虐める方が大好き」




『っ、、、』




JK「ほら、黙ってないで、さっさと、椅子に座って。ソクジンさん来るから、」




そう言って、ぱっと、私の両手を離した







怖かった、さっきのチョンさんはまるで私を弄ぶように笑っていた




恨んで恨んで仕方ないのに




こんなに綺麗な夕日のせいで




オレンジ色の光がチョンさんを照らしているせいで





チョンさんがかっこよく見えてしまうのが怖い









こんなことを思ってしまった、私も、怖い

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