女子力ゼロですがBTSがついてます (ページ3)

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女子力ゼロさんページ3

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コンコン

あぁ、緊張する、、、

パンPD「やぁ、いらっしゃい。よく来たね」

『あっ、あぁ、、おじさん、久しぶりです』

パンPD「ははっ、おじさん、、そんな呼び方するの君しかいないよ。それにしても今日は、彼らと会う日なのにお洒落はして来なかったの？」

『お洒落って、、ジャージで十分ですよ。ていうか、これが一番着こなしやすいんです。』

パンPD「そう、、。君は面白いねぇ、、どこまでも。まぁ、１回ソファに座って」

『ありがとうございます』

パンPD「今君の思ってること当ててあげようか？」

『えっ？分かるんですか？』

パンPD「Aちゃんは顔に出やすいからね。今思ってることは、なんで私なんかが紅一点？なんで私がアイドル？てか、なんで私がそもそもここにいるの？でしょ？」

くっ、くっそぉ、、当てられた

『正解です、、。』

パンPD「じゃあ、君の質問一つ一つ答えていくよ。なんで紅一点かっていうと、僕のコンセプトにピッタリだから。紅一点ってなんか、、僕の中ではこう、、ロマンチックなんだよね」

『ロ、ロマンチック、、』

紅一点ってロマンチックだったんだ、、

さすが、おじさん

パンPD「君がアイドルなのは僕が見抜いたそれだけの才能があるから。君にはきっとある。僕には分かるんだ。君がここにいるのは、数ある選択肢からくぐりぬけて1個の正解にたどり着いたから。だから今君はここにいる」

パンPD「どう？納得した？」

『納得、、しちゃいました。』

パンPD「ははっ、よかった。じゃあ、話も出来たし。Aちゃんの疑問も解決した事だし彼らを呼ぼうかな、、じゃあ、待ってて」

ガチャ

おじさんが去った後

私は心臓のどくどくを止めることが難しかった

『どうしよう、、緊張する』

こんな、あのおじさんよりも、おじさんな女子

大丈夫なのだろうか

今日は、バッチリ赤ジャージで決めてきてしまった

私はまだ自分の女子力の無さに気付いていない