女子力ゼロですがBTSがついてます (ページ12)

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女子力ゼロさんページ12

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あれから、本当に鼻血が出そうになっていたけれど

なんとか鼻血は出ずに迎えた次の朝

『、、眠たっ、、、』

目に入る光一筋一筋が私を刺激する

『眩し、、まだ寝てよう、、、』

ドタドタドタドタ!!

『えっ、？！何、』

寝ようとした瞬間、私の部屋に向かううるさいほどの足音が私を眠気から一気に覚ました

TH「起きて～！朝ごはんだよ～」

えっ？！嘘、テヒョンさん？

朝ごはん？もうそんな時間なの、、、？

『はーい、お、起きるんで、先行ってて、、！』

TH「はーい」

テヒョンさんが帰る足音がする

はぁ、、良かった、、部屋にはいられなくて

こんな顔、朝から見せられない

かと言って、今から化粧をする訳でもないけどね

頭を寝ぼけた脳から、目覚めさせて部屋を出ると

とんでもなく美味しそうな料理の匂いがしたのでそこへ行くと

TH「あ、来た来た。待ってたんだよ？さっ！早く座ってくださ～い」

7人がテーブルで私を待ってくれていたみたいで

早く座れ、ご飯が食べたいと、言わんばかりの目線が痛い

、、特にジョングクさん

『座ります座ります！』

そう言って、一席空いていた、ジョングクさんの隣に座った

そしてご飯を食べようとして料理に手をつけようとした時

私の箸と誰かの箸がぶつかった

箸と箸が同じ1つの食べ物を掴んでいる

これは、、まさか、、、

そう思って、隣を見ると

パッチリとジョングクさんと目が合った

『あ』

JK「あ」

”あ”とは言ったものの、譲りはしない私達

JM「どっちも譲らないじゃん」

ジョングクさんも食欲旺盛

そして、私も食欲旺盛なのだ

食べることに関して一切我慢しなくない！

だから譲るもんか！

という謎の対抗心を抱きながら

一切譲ることの無い1切れの食材

『あの、1つ言っておきますけど、、私譲るつもりないですからね？』

JK「そんなの僕もですよ」

おいおいおい、あんたもかよ

『ここはひとつ、紅一点のAちゃんに譲ってくれはしませんか』

JK「じゃあ、ここはひとつ、黄金マンネの僕に譲ってくれませんか？」

くっそぉ、、このマンネ

目をくりくりさせて兎か！

それに、私よりも年下、、、

私ってもしかして今、この瞬間、大人気ない分類に入ってる？

いやっ、、！ダメだ、！一切我慢しないことが私のポリシーのはず！