百 鬼 夜 行【BTS】

カミサマ ページ24

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あれから、いくら経っても私が神社から出ることは出来なかった








その間、神様は私を好き放題に弄んだ








神様は、神聖なる人物ではなかった








人間ほど神様達も欲まみれなのかもしれない







いや、むしろ、人間より欲まみれで








毒の部分がある









その毒の部分はとても恐ろしく怖い








逆らうと怖いから







何されるかわからないから








私は、仰せのままに







貴方達の欲望を聞いて、満たして、また聞いての繰り返し









時には、言葉にしたくないくらい無茶な要求だってある








それが、ジミンさんだった時






私がその要求を断ると鋭く睨んで


頬が赤くなるまで罰を与えた



それに耐えきれなくてその要求を許すと


さっきまでの鋭い眼光はどこかに行って、目が細く笑って、幸せそうに笑う



そして、貴方の要求を満たす









それが、ユンギさんだった時


”俺に逆らうのか、可愛くない野郎だなぁ、、”



と一言、優しく頬を撫で、次の瞬間私を突き飛ばす



気付いた時には馬乗り状態で、、想像したくもない




私は必死にそれに抵抗して要求を飲むと、また彼も優しく笑う、歯茎を見せるほど本当に嬉しそうに笑う









どちらもその笑顔が怖いことには変わりなかった

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