カミサマ ページ16
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『何か、、いる、、?』
その柱の向こうに何かがいる
目を細めて見ると
7人程だろうか
7席並んだ立派な椅子に横一列に並んでいた
”やっと君の姿が見えた、でも、まだ僕達の距離は遠いよ。もっと近くで君の顔を魅せて”
一歩
一歩
慎重に歩いて行く
でも、中々その人達の元へは遠すぎて辿り着かない
すると
__あー、もう我慢出来ない
遠くから微かにそう聞こえた
まずい、、早く行かないと、、、?!
そう思い早歩きで歩くと途中で体が宙に浮いて
気付くと私は一人の人の胸の中
抱っこされていた
『だ、、れ?』
「君、遅いから僕から来ちゃった!お姫様抱っこ良いでしょ?こういうの好きでしょ?」
『貴方、、誰?私は、、』
「Aちゃん。でしょ?僕は、テヒョン。神様だよ。さぁ、行こう」
『は、はい、、』
なんでだろう、前へ前へと進んでいるのは同じはずなのに
神様が1歩歩く度に、目的地にグンと近くなる
TH「ねぇ、Aちゃん」
『なぁに、、?』
TH「今、とっても怖い?」
『なんで分かるの?』
TH「だって神様だもん、イヒヒ」
『うん、怖いの。心臓がどっくんどっくんって、、』
TH「あぁあぁ、泣かないの。僕がなんのためにAちゃんをお姫様抱っこしてるかって言うとね、怖い時は、こうやって僕の胸に頭を預ける為なんだよ」
そういい、私の頭に手をやってテヒョンさんの胸に倒した
TH「ほら、、着いたよ。まぁ、まだ歩かなくちゃだけど」
テヒョンさんのあったかい温もりから抜けて地に足を着くと
初めて気付いた
ここは、神社なんかじゃない
ここは、異世界なんだって
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ヤンコチペン - 素敵な作品ありがとうございますっ!!序盤はホラーかな?と思ってたんですが、予想を遥かに上回る素晴らしい作品でした!!これからも頑張ってください!! (2023年4月5日 15時) (レス) @page33 id: 257e9ab930 (このIDを非表示/違反報告)
をかし(プロフ) - ツキさん» ありがとうございます!応援メッセージ大変嬉しいです!(嬉) (2020年6月19日 23時) (レス) id: 8b4389e8c0 (このIDを非表示/違反報告)
ツキ - 早く続き、読みたい!! 頑張ってください!待っています! (2020年6月14日 10時) (レス) id: 49f01fd132 (このIDを非表示/違反報告)
をかし(プロフ) - チムチムさん» チムチムさん!再びコメントして頂いて、、(滝涙)完結するまで死なないでくださぁい!笑 (2020年6月13日 22時) (レス) id: 8b4389e8c0 (このIDを非表示/違反報告)
チムチム(プロフ) - をかしさん» 待って、、、楽しみすぎて死にそう。 (2020年6月13日 21時) (レス) id: 27fd028ae9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:をかし | 作成日時:2020年5月29日 20時