君に捧げる愛情 ページ9
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JKside
傘も無ければ
車もない
あるのは未だ降っている、雨だけ
服はもうびしょびしょ
下着まで濡れてる
だけど、僕はそんなこと気にしていなかった
走って家に帰った
くらい暗い宮殿は、今、輝きに満ちている
そう感じた
家の中に入ると、部屋はくらいまま
だけど、大切に飾ってあるAの写真が僕におかえりと言ってるみたいだ
僕はそれに答えるように、君に口ずけをした
床は、割られた窓から入ってきた水で床の面積の3分の1は濡れていた
たまに鳴る、雷の音が僕をまた興奮させる
今まで何度と君に口ずけをしても味はしなかったのに
今は驚く程に味がするよ
それは、僕がきっと君のことをこの瞬間最高に愛しているからかな
僕は写真から離れて、奥の部屋に行った
しばらくすると、家のドアが開いた
誰だ
そう思ったけど、Aの声と匂いがしたような気がした瞬間に、僕は自分の理性が保てそうになかった
めまいがした
それはもちろん、君のせいで
さっきはあんなに、Aのこと殺したいくらい憎んでたのに
今はどうだ
君のことを今まで以上に愛してしまっている
僕って、馬鹿だなぁ
部屋のシーンとした雰囲気にAの疲れ切った声だけが聞こえた
あぁ、可愛い
可愛い可愛い可愛い
ねぇ、君ってほんと罪深いよ
人をこんなに愛させといて、最後には違う人の所へ行って
これで終わりかと思えば、また君は僕のところへ戻ってきた
それは違う人が、僕よりも最低だったから？
想像していた人とは違ったから？
怖かったから？
、、まぁ、どんな理由であれ、僕の元に戻ってきた時点で
JK「ふっ、、
.
.
.
馬鹿なのは俺じゃなくてお前だろ」
僕の顔は一気に真顔になった
でも、その真顔の中には、愛情が沢山詰まっていた
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ヤンコチペン - 素敵な作品をありがとうございます。 これで、物語は終了ですか？ (2023年4月4日 18時) (
レス) @page15 id: 257e9ab930 (このIDを非表示/違反報告)
をかし(プロフ) - ジミカさん» すみません！（泣）名前変換出来るようにしたのですがどうでしょうか？？ (2020年11月14日 23時) (レス) id: 8b4389e8c0 (このIDを非表示/違反報告)
ジミカ(プロフ) - 名前変換出来ません (2020年11月9日 2時) (レス) id: ac8e2dc521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：をかし
| 作成日時：2020年11月4日 23時
