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時は経って入学してからもう2ヶ月
聡くんと千歌ちゃんとは仲良くなるのに時間はかからなかった。
そして、私はいつの間にか聡くんのことが気になるようになっていた。
とっても優しくて、面白くて、でも男らしい聡くんはいつも一緒に居てくれる。
そんな聡くんに惹かれていた。
いつの間にか私はAちゃんからA呼びになっていて、呼び捨てで呼んでと言われたこともあったけど、緊張して一回も呼べていない。
ある日、お弁当を忘れてしまって、千歌ちゃんには待っててもらって購買にパンを買いに行く事にした。
お弁当上手にできたのについてないなぁ…
歩いていくと購買が見えてきたけど、混んでるし先輩が多いな。
ちょっと怖気づいてしまって立ち止まる。
すると後ろから聞き慣れた声が聞こえる。
「A?」
振り返るとそこには聡くんと……
可愛い小柄な女の子が仲良さそうに立っていた。
あ、なんだろうこれ。
苦しいな、
聡「購買いくの?」
「あ、うん、お弁当忘れちゃって…」
そう答えると、ドジだなって笑う聡くん
でも私は今そんなこと考える暇なくて、ただただ隣にいる女の子に視線が行く。
?「この子誰?」
聡「クラスメイトの宇佐野A、あ、Aにも紹介しとくね、彼女の平田桃香」
そう行った聡くんの言葉に一瞬だけ時が止まった。
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# 愛夢(プロフ) - somari_27さん» 嬉しいですありがとうございます(><)頑張ります! (2017年2月23日 18時) (レス) id: 7d7052e0a5 (このIDを非表示/違反報告)
somari_27(プロフ) - すごく心に響きました!更新待っています。 (2017年2月23日 18時) (レス) id: 7e16211eb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:# 愛夢 | 作成日時:2017年2月22日 23時