隠せない疲労感 ページ19
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今日の仕事を終わらせて、デスクで伸びをしてから大きく息を吸い込んでゆっくり長く吐き出した。
ため息にならないように。
明日まで頑張れば休み。
家に引きこもって映画でも見ようかな……。
櫻井は休みの日も予定詰め込んで動く人だし、彼女と会うかもしれないよね……。
マイナス思考を振り払うように首を振った。
「Aーー。お腹すいた」
「うわぁ！びっくりした！」
ぽんっと肩を叩かれた後ろにカズがいた。
驚いた私にびっくりした顔をして笑ってる。
「ぼーーっとして考え事？
元気ないじゃん。飲みに行く？」
「そうだねぇ……」
「久しぶりにAのハンバーグが食べたい」
「ハンバーグねぇ……。
……って家はダメ！無理！」
ぼんやりと、「いいよ」と言いそうになってて目が醒めた。
家に来るなんて絶対ダメだ。
「なんでよ。なんかあやしいな……」
カズがじとーーっとした目で私を睨む。
幼なじみってやつはちょっとしたことに気付いてしまうから隠し事ができなくて困る。
「あははっ。やだなぁ。何もないよ？
雅紀のとこで飲もう？ね？」
疑いの目をやめないカズに、なんとか諦めてもらいたくて考えを巡らせる。
「二宮さん」
「何？」
松本くんがツカツカと歩いてきて、私たちの間に立った。
「二宮さんと玉木さんは付き合ってないんですよね？
一人暮らしの女性の家に行くのはどうなんでしょう」
「はっ？なんでお前にそんなこと口出しされないといけないわけ？」
カズがいらっとしたのが分かって、慌ててカズの腕を掴んだら、大丈夫だからってそっと手を重ねられた。
「俺、玉木さん……Aのこと口説いてるんで。
邪魔しないでほしいです」
「はぁーー？！」
驚きすぎてガタガタっと立ち上がったら、机の角に足をぶつけた。
そして私と同じようなことになってる櫻井と部長。
「部長！コーヒーこぼしてます！」
「あちぃ！ちょ、玉木！」
「はいっ！」
急いでティッシュの箱を持って部長のデスクに走る。
カズと松本くんは正面切って睨み合ってるし、なぜか櫻井はバサバサとファイルを落として書類をぶちまけてる。
それを横目に見ながら部長のところへ行き、こぼれたコーヒーを一緒に拭いた。
「ちょっと……お前ら……仕事をしろ」
困った顔で言った部長に、松本くんが「もう定時過ぎてますから」と真面目な顔で言った。
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510kana(プロフ) - ミントモモさん» ありがとうございますー！(* >ω<)もうすぐ移行します。準備中です( ´∀`) (2019年6月23日 20時) (
レス) id: 776df1ae64 (このIDを非表示/違反報告)
ミントモモ(プロフ) - はじめまして！きゅんきゅんとまりません。あまーい翔くん大好き！続き楽しみです！ (2019年6月23日 0時) (レス) id: 1f277f4269 (このIDを非表示/違反報告)
510kana(プロフ) - kazuさん» ドキドキしてもらえて嬉しいです( ´∀`)あまーいシーンは書いてても楽しいです(笑)あと少しで完結なはず！がんばります。 (2019年6月21日 8時) (レス) id: 776df1ae64 (このIDを非表示/違反報告)
kazu(プロフ) - おはようございます。すっごくドキドキしてます。甘ーい甘ーい翔さんでいてくれるかなぁ。幸せ〜。今日もお仕事頑張れちゃう。ありがとうござます！！ (2019年6月20日 7時) (レス) id: 3d79f0a9bf (このIDを非表示/違反報告)
510kana(プロフ) - キミさん» 焦らしちゃってすいません(笑)もう落ち着きましたよー(笑)その先を！ってなるかな(笑) (2019年6月20日 6時) (レス) id: 776df1ae64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：510kana
| 作成日時：2019年4月14日 20時
