違う匂い ページ29
さかたんに引っ張っられるようにして、早足で歩いて家に着いた。
さかたんがポケットから鍵を出して、私の家のドアを開けてるのがすごく変な感じがする。
「ただいまーー」
エアコンついたままだったからあったかい!
そのままソファにボスンッと座って、ふうーーっと息を吐いてたら、さかたんが怖い顔して見おろしてる。
おっと。不機嫌……。
「あ、……隣座りますか?それともコーヒーでもいれましょうか?」
「風呂」
「あぁ、お風呂!寒かったですもんね!
すぐにお湯入れます!」
パタパタとお風呂場に走ってお湯を入れてたら、いつの間にか後ろにさかたんが立ってて、浦田さんに借りたジャケットを脱がせ始めた。
「さかたん、お風呂先に入っていいよ?
寒かったでしょ。わたしは後からで大丈夫だから」
「浦ちゃんの匂いがついてるのが嫌だって言ったよね?
俺が綺麗に洗ってあげるからね」
さかたんが妖しく笑いながら私の服をゆっくりと脱がせる。
さかたんの指が動くたびに、身体はビクッと反応して心拍数が上がってくる。
「いやらしいこと考えてる?
A、顔赤いね。かーーわいい。
でも脱ぐのはAだけだよ?」
口元がにやついてて、なんだかものすごく嫌な予感がする。
「さかたん……ちょっと待って……。
自分で出来ます!許して!ほんとにムリ!」
キャミソールをめくろうとしている手を必死に押さえるけど全然止めてくれなくて泣きそうになってきた。
「悪い子には躾が必要でしょ?
大丈夫だよ、優しく洗ってあげるからね?」
ふふっと楽しそうに笑って、一気に下着姿にさせられてしまった。
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名無し - 「こたぬき」だと思います (2018年8月26日 16時) (レス) id: be4d35033a (このIDを非表示/違反報告)
ユイナ - さかたんめっちゃかっこいいッスー!!ありがとうございまス!これからもファイトッスー☆続き待ってまス♪ (2018年1月5日 23時) (レス) id: 27ef2138ae (このIDを非表示/違反報告)
まと - 『こだぬき』になってますよー (2016年6月24日 15時) (レス) id: e5f7a24f40 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - いつも続きが気になるところで切れるのでうずうずしていますwこれからも面白いお話読ませてください! (2016年1月19日 23時) (レス) id: bdf81f1e95 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - すっごい続きが楽しみです!!更新頑張ってください!!キュンキュンやばい/// (2016年1月9日 21時) (レス) id: 73c67dc720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:510 | 作成日時:2015年11月21日 20時