40.血の流れ ページ40
近藤「戦場に出られないのがこんなにももどかしいとは思わなかった」
そう笑顔で戻ってきたのは近藤さんだった
隊士のみんなの顔も少しだけだが和んだ
島田「傷はもういいんですか」
近藤「あ！ この通り」
と自分の肩を叩く近藤さん 痛いと言いながら少しだけ顔を歪ませると隊士からは笑い声が響いた
その後今後の行動について 言われた
��甲陽鎮撫隊��として甲府城へ向かう幕命を受けた
さのさんや新八さんだけじゃない 幹部の顔つきは少しずつ変わっていた
��大名��のという称号を貰い ��家来��にしてやると言った近藤さんに 疑問を持ったものは多くいた
土方「それからもうひとつ今回羅刹隊はここで待機してもらう」
山南「なっ何故ですか」
『戦はまだ始まったばかり焦る必要はないと思います』
私の一言で山南さんは納得はしていないがその場は引いてくれた
その後解散したあと私は土方さんに呼び止められた
土方「総司の体調はどんな感じだ」
『……戦に出れる状態ではないと思います 前よりは確実に良くはなっていますが』
土方「そうか あいつの力も新選組には必要だったんだがな 無理はさせたくね」
『沖田さんの分まで私が闘います』
土方「……いや お前は総司といろ その方があいつも 少しは楽になるだろう」
羅刹もいない 一番組の組長もいない そんな状況で勝てると思ってるの
土方「あいつは 戦場に立ちてぇと思ってるはずだ だからこそ しっかり治して 帰ってきて欲しい その為にはお前がそばにいてやることが一番なんだ」
『わかりました─────』
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みちこ(プロフ) - mさん» 俺になっちゃってるところありましたか？ (2018年3月3日 15時) (
レス) id: 3aa2a2847b (このIDを非表示/違反報告)
m - 沖田さんの口調って僕じゃないんですか？ (2018年3月1日 6時) (レス) id: 5549f8931d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みちこ | 作成日時：2018年1月20日 20時
