36.血の流れ ページ36
私はなんで この血を受け継いでしまったんだろう
この血を受け継いでさえいなければいや……
このタイミングで産まれてなければ ��羅刹となった新撰組��の人たちを殺さずに済んだのに
原田「A 暗い顔してどうした」
『さのさん いえ？ 特には ただぼーっとしてただけですよ』
原田「そうには見えねーけどな さっき総司が俺の部屋に来て お前の様子見てきてくれって言われたんだよ」
『なんで沖田さんが？』
原田「自分で行きたいけど今は行っても意味無いからって あいつも変わったよ お前に出会って」
さのさんはそう言って私の方をみた
そっと私の頭の上に手を乗せる
原田「お前がなんで俺たちと一緒に戦ってくれてるかはわかんね けど 俺たちはお前を信じて背中を任せてる お前も自分の信じる道を行けよ？」
��自分の信じる道��
『さのさん─────』
殺すだけが羅刹をこの世から消す方法なのか
沖田さんや平助 そして 土方さん 山南さん
この人達の未来は羅刹によって奪われてしまっていいのか
ただひとつ分かることは
『死んで欲しくない』
ということだけだーー…
原田「みんないつでも死んでいいって思ってた けどよ お前や千鶴と出会ってその考えは変わったと思うぜ？」
『私や雪村さん…？』
原田「あぁ それに俺は本当のAの姿を見れるまでは死ねねーな」
『なんですか本当の私って』
原田「さぁーな 」
よっと言ってさのさんは立ち上がった
私にそっと手をだす
私はその手を掴んで 勢いよく立たされた
原田「総司の部屋いくか Aに会いたそうだったし」
そう言って私はそのままさのさんに沖田さんの部屋に連れていかれた
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みちこ(プロフ) - mさん» 俺になっちゃってるところありましたか？ (2018年3月3日 15時) (
レス) id: 3aa2a2847b (このIDを非表示/違反報告)
m - 沖田さんの口調って僕じゃないんですか？ (2018年3月1日 6時) (レス) id: 5549f8931d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みちこ | 作成日時：2018年1月20日 20時
