25.血の流れ ページ25
��慶応3年12月18日��
この日なにかが起こったそれは覚えていた が
なにがあったか私は全く思い出せなかった
『ん…』
原田「おーい 何してんだ？A」
さのさんと新八さんは私のことを覗き込んできた
一くんも私の目の前に座った
『ううん なんでもないですよ』
斎藤「それにしては随分難しい顔をしていたな」
沖田「もしかして土方さんのこと怒らせるようなことしたの？」
襖があいてそこに居たのは沖田さんだった
永倉「おい 総司起きて平気なのかよ」
沖田「最近は調子悪くないから大丈夫ですよ」
原田「言われてみれば顔色もいいよな 良かったな総司」
なぜこうやってみんなして私の部屋に集まってくるんだ あともう少しで思い出せそうだったのに完全に飛んだ もう思い出せない
『寝てないと治らないよ』
沖田「寝たきりになっちゃうよ あのままじゃ」
私は押入れから布団を出して沖田さんに投げつけた
沖田「ちょ Aちゃん何すんの」
斎藤「黙ってかけておけということだろう」
原田「Aも素直じゃないからな 優しく渡せないんだよ」
永倉「そういえばAちゃん初めて来た時からやけに俺達のこと詳しいし 総司にあたり強かったよな 」
そりゃ知ってるに決まってる ちょうど 前回のテストの範囲ここだったので
記憶も新しい まぁそんなこと言えるはずもないんだけど
『沖田さんにあたり強かったですか？ 記憶にないでーす』
原田「お前らお似合いだと思うぜ 」
沖田「それ悪口ですよね 」
『それどういうこと 沖田さん』
こんな楽しい時間はずっとは続かない それに私は
もっと早く思い出す日だった 今日がなんの日なのか……
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みちこ(プロフ) - mさん» 俺になっちゃってるところありましたか？ (2018年3月3日 15時) (
レス) id: 3aa2a2847b (このIDを非表示/違反報告)
m - 沖田さんの口調って僕じゃないんですか？ (2018年3月1日 6時) (レス) id: 5549f8931d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みちこ | 作成日時：2018年1月20日 20時
