23,血の流れ ページ23
雪村「沖田さん 最近顔色少しずつですけど良くなってきてますよね」
『はい 少しずつでいいから良くなってくれればいいんですけど』
そんな会話をしながら歩いていると 雪村さんの前に１輪の花が投げ込まれた
雪村「君菊さん？」
君菊?? だれだろう
そ忍者？クノイチ？ のような格好をした人がいた
君菊「急ぎ近藤局長にお話したいことがありまして」
『あいにく近藤さんはお留守ですよ？ 何か御用ですか』
君菊「あなたは……」
私の刀を見ながら不思議そうな顔をしてくる
すると木の裏から1人の女の子が顔を出した
「じゃ土方さんはいるかしら」
雪村「お千ちゃん」
お千ちゃん!? もしかして ��千姫��
私がじっと見つめるとニコッと笑ってこういった
千姫「しばらくぶりね 千鶴ちゃん それに…… お互い聞きたいことはいっぱいあるけど 先に土方さんのところに連れて行って！」
『はい』
私と雪村さんは頷いて 土方さんのところに通した
本来なら部外者は立ち入り禁止だが 無碍に追い出すことはできない
千姫「どうしても今日しなきゃいけない話があったから」
雪村「お茶を入れてきますね」
雪村さんがお茶を入れてこようとすると千姫さんは止めた 雪村さんにも聞いてほしい話があるようだ
『んじゃ 私はこの辺で案内役をしただけなので』
土方「あぁ 総(( 「いいえ Aさん あなたはここに居て」
土方「Aも？ 」
千姫「えぇ 彼女が一体何者かは分かりませんが 私たちと同じ
『わかりました 聞かせてもらいます』
千姫さんが持ってきた話は ��羅刹��についてだった
千姫「新選組はこれ以上羅刹に関わるべきではありません」
土方「失敗かどうかは俺達が決めることであんた達に言われる筋合いはない」
君菊「ではその羅刹の方が見回りと称して辻斬りをしているはご存知ですか??」
��見回り�� その言葉に私と雪村さんは一瞬顔を合わせた
『突然壊れる 血を求めて街へ……』
君菊「えぇ 街の治安を守る方々が 罪のない民を襲うなど泡沫転倒もいいところです」
��血を抜かれた死 体�� 新聞の記事が頭をよぎる
千姫「それから千鶴ちゃん ここを出て私たちと一緒に来ない？ Aさん 貴方も 貴方たちが私たちとくれば
悩む雪村さんとは違い私ははっきりと……答えた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 100人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みちこ(プロフ) - mさん» 俺になっちゃってるところありましたか？ (2018年3月3日 15時) (
レス) id: 3aa2a2847b (このIDを非表示/違反報告)
m - 沖田さんの口調って僕じゃないんですか？ (2018年3月1日 6時) (レス) id: 5549f8931d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みちこ | 作成日時：2018年1月20日 20時
