1.血の流れ ページ1
ある日 私の運命は大きく動いたーー……
「A!! 明日 高校最後の大会だね！」
『そうなんだよ すごい緊張する』
私の一家は性別など関係ない 歩けるようになる前から竹刀を持たされる いわば ��剣道一族�� なぜそうなのかと昔の祖父に尋ねたことがあった
��「うちの御先祖様が素晴らしい武士だったから」��
と言われて終わってしまった でも 疑ったりはしない なぜかと言うと……
「いやーでもさ 親子揃って剣道の達人なんてすごいよね!!」
私の母も祖父も何故か剣道の腕はプロ級自分の家系ながらすごいと思う
『達人なんかじゃないよ』
私の御先祖様とは一体誰なのか……祖父に聞いたところで無駄なので私は聞かない
ただ 分かっていることは
「Aこないだ怪我したところ何ともなかった？」
『えっ 怪我？』
「予選の時の!!」
『あー大丈夫！』
この怪我の治るスピード おそらく私には人間ではない血が混ざっている
少し前に私は 自分の名前を検索した 検索すると 剣道一族の文字が並んでいた
やはりなんの手がかりは掴めなかった
「A？ どうかした??」
『ううん 何でもない』
私は大会に集中するために 剣道場に急いだ
「あれ Aちゃんじゃない 珍しく時間ぎりぎり 寝坊でもした？」
『別に 』
「相変わらず冷たいなー」
話しかけてくる剣道部の 男子を無視して私は準備を始めた
「去年転校してきた ��沖田総司くん�� かっこいいよね!! 新選組のあの 沖田総司と同じ名前で剣道の腕もすごいとか もしかして!!」
『なに？』
「子孫だったりして」
子孫ね フィギアスケートに確か有名な武将の子孫がいた気がする そういうこともあるんだな〜
『そうだったら面白いね〜』
私はそのまま受け流して 着替えるために更衣室に入った……
暑い真夏の日のことだった___________。
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みちこ(プロフ) - mさん» 俺になっちゃってるところありましたか？ (2018年3月3日 15時) (
レス) id: 3aa2a2847b (このIDを非表示/違反報告)
m - 沖田さんの口調って僕じゃないんですか？ (2018年3月1日 6時) (レス) id: 5549f8931d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みちこ | 作成日時：2018年1月20日 20時
