White Lily

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あなたside



？｢よし！じゃあ自己紹介しよっか！



俺、都築拓紀！こいつらからはつづちゃんって呼ばれてるけど、好きな呼び方で呼んで！｣



｢わかった！聞き慣れてるから私もつづちゃんって呼ぶね！



私は斎藤A、好きに呼んでね！｣



？｢俺は石橋遼大っていいます！2人からはバシって呼ばれてるけど、呼び方はまぁなんでもいいよ｣



｢わかった！バシくんって呼ぶね！｣



少し距離を感じていた人はやっぱりバシくんだった



思ってたよりも話しやすくて安心した



お刺身と焼き鳥を交互に食べながら色々な話をした



お酒も程よく回ってきた頃



私よりも先に来ていた後藤くんがかなり酔っていることに気づいた



つづちゃんやバシくんとばかり話してたから全然気づかなかった



後藤くんの所に空のグラスが4つと残り少しのハイボール…



｢ちょっと…飲み過ぎだよ？大丈夫…？｣



拓実｢え〜？ぜんっぜん平気だよぉ？｣



そう言ってハイボールを飲み干すと



拓実｢だってさぁ…Aちゃんが俺とぜんっぜん話してくれないし…つづちゃんとバシにしか興味ないじゃん…！｣



少しとろんとしたいつもの後藤くんとは違う目をしてムスッとした表情をしている



可愛い…



思わず頭を撫でた



｢そんなことないよ？



でもそんな思いさせてごめんね…？私もっと後藤くんと話したいよ｣



拓実｢それ、ほんとに？｣



｢うん！ほんとだよw｣



拓実｢ありがとぅ…｣



｢ちょっ…照れないでよ！wなんか恥ずかしくなっちゃうじゃん！｣



拓実｢うるさいし…｣



遼大｢ゴホッ…あんまりラブラブしないでくんね？｣



拓紀｢そ、そうだよ〜w｣



ほんと恥ずかしっ…



隣を見ると何食わぬ顔をしてうるせーっと言っているつもりなんだろうけど顔が真っ赤になっていた後藤くん



ほんとに楽しすぎた飲み会だった



(帰り際)


拓紀｢あのさっ！LINE交換したいんだけど…｣



｢あ、もちろん！しよしよ！｣



拓紀｢よっしゃ！良かったぁ〜！｣



｢大袈裟だよwてゆかアイコンめっちゃオシャレ！｣



拓紀｢これディズニーで撮ったやつなんだよね



映えってやつ？｣



｢多分正しいと思う！w｣



拓紀｢今日はありがとね！



気をつけて帰ってね！おやすみ〜｣



｢こちらこそありがとね！おやすみ！｣



つづちゃんかぁ…すっごい話しやすいし面白いし優しい人だったなぁ

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