White Lily

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あなたside



後藤くんから来週の木曜日一緒に飲みに行かないかと言われた



平日？ってちょっと不思議に思ったけど



後藤くんはいわゆる業界の方だから



しょうがないのかもしれない



まぁ私は特別な用事なんてないからいいよと返した



そしたら思いがけない返信が



拓実｢よく俺の話に出てくるつづちゃんとバシも居るけど大丈夫？｣



あ、例のよく後藤くんが話してる…



｢え、楽しそうじゃん！むしろ会いたい」



拓実｢了解。伝えとくよ｣



後藤くんの友達かぁ…楽しみだなぁ〜



？｢顔めっちゃにやけてるけどw



いったい何があったの…さ！｣



同じ職場で仲の良い真美が声をかけてきた



そんな顔出てたのかな…恥ずかしいw



｢いや、ちょっと…



まぁ…楽しみな事があるってだけ…｣




真美｢え〜お昼でたっぷり話聞かせてもらいますからね？｣




｢はいはい…分かったよw｣



真美は入社してすぐに仲良くなり､職場も奇跡的に一緒で



ずっと一緒にいる存在だ



だから凄く信頼してるしなんでも相談してる



隠し事なんかできない



いい友達持ったよなぁ〜私



お昼



真美｢で、何があったんですか？｣



ご飯をよそってあるトレーをテーブルに置いたと同時に真美が聞いてきた



｢あ、うん。えっとね…



ちょっと…気になる人がいて…｣



真美｢え、経理の人は？｣



あ、その人もうすっかり忘れてたな



｢いや、その人はもう全然



近所に住んでる人で…先週一緒に飲みに行ったの｣



真美｢なにそれ、怪しくない？｣



｢まぁ怪しいは怪しいけど…



先週の飲み会で婚約発表されてやけ酒しちゃって…フラフラになってた時にその人が話聞いてくれたの｣



真美｢んー…なんとも言えないけど



まぁ…なんかあったら教えてね？｣




｢うん！真美ありがとね｣

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