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パチッ
五「なーA。桃鉄しよ」
「今何時だと思って…！普通にしないよ！って明日から任務だったよね？」
五「嫌だ！Aと一緒にいたい！桃鉄してくれないと任務行かない！伊地知に1人で行かせる！」
「…1回だけね」
五「おーっし！今夜は寝かせないぜ？」
当然のように部屋に現れた悟は消してた電気を点け私から布団を奪い、子供のように無邪気な笑顔で桃鉄に誘ってきた。この男に遠慮というものはないのか。
とはいっても可愛い伊地知君の為…そして安眠の為渋々桃鉄に参加する。そもそもいい歳の青年がこんな風に駄々をこねるのはどうなのかと…この人もしかして一生こんな感じなんじゃないのかな。
案の定1回で終わる事はなく、それは幾度となく続きやっと区切りがついた。
「…はい、終わったよ！寝るよ！」
五「えー、まだまだ足りなくない？」
「いやもう充分です。寝ましょう」
五「えー」
「眠い」
五「…まぁ、そうだね。じゃあ寝よっか」
やけに素直だなと感心し悟を見るとマイ枕を持って私の布団に入っていた。
用意周到だなおい。
五「何してんの？寝ないの？」
「いやそれ私の布団」
五「うん。知ってるよ」
「…出てって」
五「やだ」
「悟、こういうのは良くないと思う」
五「じゃあ僕の部屋で寝る？」
「…はぁ」
埒があかない。このまま会話をしても彼が折れることはありえないだろう。私が諦める他選択肢がないのは理解しているので諦めて悟に占領された自分の布団へ向かう。
パアァと輝く悟の表情を見て盛大にため息を溢し布団は入るとそんな私にお構いなしに一瞬で抱き枕状態にされる。
五「あー、このまま明日の任務なしになれば最高なのにな」
「何言ってんの特級術師」
五「…案内役やっぱりお前がすんの？」
「え？うん」
五「はぁぁあ。マジで近付いたらダメだから」
「わかったよ。努力する。だから寝て」
五「……あ！！！」
「何？」
五「何でもない。おやすみ！」
「？おやすみ」
急に大声を出したと思えば嬉しそうにまた私を抱きしめキスをして眠りについた。最後に小さく聞こえた「名案だ」は無視した。
___
翌日朝起きると悟の姿はなく、支度をしていると突然扉が開かれる。
五「A！！！これ着けたら安心だよ。ちなみに僕お手製♡」
そう言って彼が私に見せたのは"I♡さとる"と刺繍されたタスキだった。
「早く任務へ行って」
五「ひどい！」
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プスメラウィッチ - とらこさん、この小説は渋谷事変編は、曲げ欲しいです。後五条悟を封印しないで欲しいです。お願い出来ますか？ (2021年6月8日 9時) (
レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
とらこ(プロフ) - プスメラウィッチさん» 初めまして！この作品は五条悟オチですよ！頑張ります！ありがとうございます！ (2021年5月26日 19時) (レス) id: f672fafd61 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月26日 12時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
とらこ(プロフ) - 華蝶-Rantyou-さん» ありがとうございます！頑張ります^ ^ (2021年5月7日 23時) (レス) id: 237713bcbc (このIDを非表示/違反報告)
華蝶-Rantyou-(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください^^* (2021年5月7日 22時) (レス) id: 0c2f4f76e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とらこ | 作成日時：2021年5月5日 21時
