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ガラッ
五「おはよう硝子」
家「おはよう…ってきっしょ！」
五「朝一番の言葉がそれはひどくない？似合う？」
家「いやキモい」
五「そっかー。やっぱり僕ほどのイケメンとなると難なく何でも似合っちゃうんだよね」
家「人の話聞いてた？ウザい所だけは健在なわけね」
絵に描いたような軽薄さのある笑顔で挨拶をしてきた五条に素直な感想を述べる。そしてその軽薄さを加速されるような口調、似合わない一人称…何かがおかしいと察する。
まぁ、ウザいっていうは変わらないけど。
家「何で急に変えたの？イメチェン？」
五「まぁそんなところかな」
サングラスの奥で遠くを見つめる瞳を見る。さして興味もないが答える気もないようなのでこの話はやめる。
家「Aには会えた？あんたの後を追って出たけど」
五「お陰様で。…傑がAに1番に会ったっていうのが癪に触るけど僕の所に走ってきてたから良しとするよ」
その言葉に驚く。もしかして五条は気付いてないの？
家「…何で夏油がAに1番に会ったと思う？」
五「んーそればっかりはよくわからなくてさ。硝子わかんの？」
不思議そうな顔でこちらを見つめる五条から目を逸らし考える。
ここでもし言えばまた何か新しい火種が生まれるかもしれない。黙っとくのが賢明か。
家「…さあね。私にもわかんない」
五「だよねー」
横にある持ち主の消えた机を見る。
たった1人減っただけなのにこうも広く感じるんだ。
クズ2人で馬鹿な事をしていた見飽きていたいつもの光景は影を潜め、五条は1人で窓の向こうを見ている。
家(寂しいくせに)
けど思ったより元気そうな五条を見て少し安心したのは事実だ。Aが上手く慰めたのだろうか。こんな面倒な珍獣を手懐けれるのは世界でAだけだろう。
五「硝子。僕さ、教師になるんだ」
家「は？」
五「僕に置いていかれないくらい、強くて聡い仲間を僕が育てるんだ」
家「柄にもない事言うじゃん」
五「ははっ。やっぱり？…でもAが僕なら出来るって信じてるみたいだからさ、やってみるよ
だってほら、僕最強だし？」
その言葉に目を見開く。
それ程までAの存在が五条の中で大きなものになっているとは。…面白いじゃん。
家「ふーん。諦めて弱音吐くとかダサい事するなよ」
五「するわけねーだろ、誰に言ってんの」
夏油、あんたもここにいたら良かったのに。
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プスメラウィッチ - とらこさん、この小説は渋谷事変編は、曲げ欲しいです。後五条悟を封印しないで欲しいです。お願い出来ますか？ (2021年6月8日 9時) (
レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
とらこ(プロフ) - プスメラウィッチさん» 初めまして！この作品は五条悟オチですよ！頑張ります！ありがとうございます！ (2021年5月26日 19時) (レス) id: f672fafd61 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月26日 12時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
とらこ(プロフ) - 華蝶-Rantyou-さん» ありがとうございます！頑張ります^ ^ (2021年5月7日 23時) (レス) id: 237713bcbc (このIDを非表示/違反報告)
華蝶-Rantyou-(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください^^* (2021年5月7日 22時) (レス) id: 0c2f4f76e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とらこ | 作成日時：2021年5月5日 21時
