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「え?七海達も行くの?」
どうやら天元様からの任務が長引いているらしく助っ人として来てほしいと頼まれたみたいだ。
七海はため息をついているが雄は夏油先輩に良い所が見せれるチャンスと意気込んでいる。
(私にだけ頼まれなかった…)
肩を落とし項垂れていると察してくれたのか慌てて雄が励ましてくれた。
灰「い、いやAは頼まれてる任務他にあるからだと思うよ!?」
「…うん。だと信じてる」
この任務が始まって悟先輩から連絡があったのは1回だけ。
内容も
五《俺が自分の事私とか僕になったら嫌だよな?》と
たぶん倒した敵と嬉しそうな先輩のツーショット。
脈絡なさすぎて返信に迷いに迷い
《僕なら意外に似合うと思いますよ。お元気そうで何よりです。》…って送った気がする。いやもっと他に送る内容あったんじゃないのかな?
そこからは何も音沙汰なく、そんな変な連絡くれるなら私に一声掛けてくれても…いや役に立たないからなかったのか。
だって先輩の中じゃ弱弱術師だもんなあ。
ダメだどう頑張っても負のループ。
でも実際私も任務があるので2人を送り出さなければ。
自分の両頬を叩き自分に喝を入れる。
ビクッとする2人と無理矢理手を握る。
「2人とも私の分までしっかり頑張ってね。でも絶対無理はしたらダメだから!もし怪我したら私を呼んで、すぐ行く」
その言葉に笑み浮かべる2人。
灰「うん!Aも任務頑張れよ!」
七「貴女もくれぐれも無理はしないように」
「ありがとう」
やっぱり同期って大切だよね。色々苦楽を共にした仲だから信用も信頼も絶大だ。あの2人ならきっと大丈夫だから私も自分の任務を頑張ろう。
高専から2人を見送った後、携帯を開く。
《任務頑張ってください。高専で待ってます。》
忙しいだろうからきっと返信はこないだろう。
でもそれで構わない。
「よし!私も頑張るぞ!」
大きく背伸びをして上を見上げる。空は澄み切った青色でどこまでも自由な大きな空は私の恋人を思い出させる。
悟先輩、皆、絶対帰ってきてね。
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プスメラウィッチ - とらこさん、この小説は渋谷事変編は、曲げ欲しいです。後五条悟を封印しないで欲しいです。お願い出来ますか? (2021年6月8日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
とらこ(プロフ) - プスメラウィッチさん» 初めまして!この作品は五条悟オチですよ!頑張ります!ありがとうございます! (2021年5月26日 19時) (レス) id: f672fafd61 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月26日 12時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
とらこ(プロフ) - 華蝶-Rantyou-さん» ありがとうございます!頑張ります^ ^ (2021年5月7日 23時) (レス) id: 237713bcbc (このIDを非表示/違反報告)
華蝶-Rantyou-(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください^^* (2021年5月7日 22時) (レス) id: 0c2f4f76e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とらこ | 作成日時:2021年5月5日 21時