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授業が終わると急いで指定された場所へ走って行く
同じ所にいるのに何故か待ち合わせは近くの夜景スポットで
もし待たせたらきっと私に明日はない…あの果たし状(手紙)の真の意味は把握してる
急いで行くと幸いな事に誰一人おらず、安心する
1つだけポツンとあるベンチに座り先輩を待つ
(ちゃんと謝ろう。で、許してもらえたら伝えよう)
後ろから気配を感じ振り向くとそこにはいつものサングラスをはめていないありのままの素顔を晒した花束を持った五条先輩がいた
五「…悪い。待った？」
「い、いえ私もさっき来たばかりなので」
え、花束？
私のお墓に飾り付ける花じゃないよね？
スッと横に座り暫く無言が続く
五「…あのさ、昨日の事だけど俺は超絶真剣な告白だったから。まぁでもいきなり言われたら確かにビビるよな。悪かった」
「い、いえ！私の方こそ逃げてしまってごめんなさい」
五「んー、もういいよ」
ずっと前を向いていた五条先輩がこちらに向く
夕焼けに照らされ瞳が宝石のように輝いて見える
五「でもやっぱりお前の事好きだからもう一回ちゃんと言わせてほしい」
ドクンドクンと自身の心臓の音がきこえる
いつも見ない真剣なその表情に嘘はなくて思わず泣きそうになる
五「A大好きだ。確かにお互い確実な明日は約束できねーけど、お前を守りたい。そばに居てほしい。俺と付き合ってください」
夕焼けのせいか赤く染めた顔でこちらに花束を差し出してくる
何故か震えてしまっている両手で花束を受け取る
驚きで目を見開いている五条先輩に花束を抱きしめながら笑顔を向ける
ちゃんと上手く笑えているかな？
「…はい。私も五条先輩が好きです。こんな私で良ければよろしくお願いします」
その瞬間花束ごと五条先輩に抱きしめられた
いつもよりしっかり見える長い睫毛に縁取られたその瞳に釘付けになる
「前から思っていましたが先輩の瞳は綺麗な空色ですね」
そう言うと大きく目を見開いて
五「…あー、今のはお前が悪い」
「え？ッんん！！」
何の事、聞こうとした瞬間キスをされる
突然のことに驚いて思わず身体を離そうとすると後頭部に手を置かれ固定され、肩にまわっていた手にも力が入りさらに密着してしまう
暫くするとようやく解放され
「い、いきなりすぎません！？」
五「付き合ったんだからいいじゃん。…もう一回していい？」
「ダメです！」
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とらこ(プロフ) - souさん» ありがとうございます！！そう言ってもらえるととても嬉しいです。これからもよろしくお願いします！！ (2022年1月27日 8時) (
レス) id: 819e9248b2 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - とらこさん» 現在公開されてるところまで見てきました！！続きとっても気になります！！これからもとらこさんの書く物語楽しみにしてます！！！すごい文章が入ってきやすかったので感情移入がすごく出来て途中何度か泣いてしまいました！！！ (2022年1月26日 14時) (レス) id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
とらこ(プロフ) - souさん» おっと、、、バレちゃいましたね。ここからシリアス続くのでよろしくお願いします！ (2022年1月26日 12時) (レス) id: 42653bac26 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 今から夏油さんの離反の影が見え隠れしてて辛いです、、、続き気になるので次に行ってきます！！ (2022年1月26日 11時) (レス) @page50 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
とらこ(プロフ) - 焼肉。さん» はじめまして！教えていただきありがとうございました！修正させてもらいました！ (2021年5月6日 15時) (レス) id: 237713bcbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とらこ | 作成日時：2021年4月8日 21時
