最強のお気に入り【五条悟】

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夏「ここはもっとこう…そうそうそんな感じが良いと思うよ」
灰「はい！ありがとうございます！」


何故だろう。


とてもあちらが輝いてみえる。


もしかしてフィルターとかかかってます？


あちらを見るばかりするAの頭を掴みこちらへ向ける。


五「ほら始めるぞ」

「っはい！」

五「まっ術式は解除しといてやる。俺に技当てれたら勝ちって事にしてやるよ」


「いつでも来いよ」と構える事なくAを見下ろす五条


「で、でも私呪具使いますよ。もし怪我したら危ないし五「は？何心配してんの？…いいから来いよ」


それでも嫌だというAに痺れを切らし


五「じゃあお前が勝ったら何でも1個言う事聞いてやる！」



「いやでもダメです！」
五「はぁ！？」


練習とはいえ仲間に呪具を使いたくない。


圧倒的格上の五条だろうとそれは変わらない。


自分の方が絶対強いしどちらかというと弱い方になるAに何故そんな気を遣わせてるのか意味がわからず怒る五条


いつもならそこで流されるAだが何故か折れないAに戸惑う



暫く言い合いが続いた結果



「じゃあこの木刀で行きます。これならいいです」


五「もうそれでいいから早くしてくんね？」


木刀を構えるA



息を整え五条の方へ走る



ポケットに両手を入れたままこちらを見ることもなく立っている五条


木刀が当たるーその瞬間六眼がこちらを向いた



それと同時に素早い動きでかわされた



(全く無駄がない。なんて素早いの)



五「遅ぇよ」



これが最強の力

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