33話 ページ34
うわー、急に曇りはじめた
早めに準備しないといけないな
ジメジメのまま準備するのは気分的に嫌だが、
ジメジメそのもの嫌いだ
障子を開け、タンスの一番下を引いて、軍服を取る
骨喰「兄弟、何をしている？」
「ああ、急に眠くなくなっちゃって、シャツとズボンに着替えよっかなって」
勿論嘘ではない
半分嘘だが、軍服着る為に着替えるのも目的にはいっている
骨喰「そうか、大広間へ来いと主が言っていた
兄弟も着替えが終わったら来い」
「はーい」
絶対にっかりの奴話したな、俺が敵側だったら、謀反と断定されてまた俺の方が先に逝くからな
第二部隊もそろそろ戻ってきたところだろう
「さてと、準備も出来たことですし、行きましょうか」
冷四郎「準備、出来ましたね」
足音もなく兄さんが俺の真後ろにいた
足音を出さない人は出世しないぞ☆と言いたい
服装は一期一振のと混じってるし、
紳士的ですわ〜
「ええ、で、何を？」
冷四郎「ああ、実は、この本丸の
奇襲です」
その瞬間、
ビキビキと兄さんの背後の空に亀裂が入った
それは今にも割れてしまいそうに脆く白い痕をつけながら広く侵食していった
遂にはバリーンとガラス状の物がゆっくりと映像をスローモーションしたかのように亀裂に剃りながら崩れ落ちていった
冷四郎「一苦労しますよ
結界にひびを入れるなんて」
外の塀から緑色の髪がひょこっと出てきた
にっかり「やあ、藤四郎くん
豊臣の鯰尾くん、これで良いの？」
冷四郎「ええ、バッチリです」
どこかで敵襲だー！とか聞こえる大広間だろうな
にしても自分が敵側に行くなんて思いもしなかったな、いや、兄さんを敵とは思っていなくて、俺がそう思ったのはやり方が強引過ぎる
まるで、わーい自分達強盗でーすみたいな強盗アピールじゃないか
あのエドワードティーチみたいな
で自分がその強盗アピールに勧誘されるっていう胡散臭いような？
「兄さん、騒がしすぎませんか？
わざわざ、自分はここですよーみたいなアピールして………こっそりすれば良いでしょう？」
冷四郎「まあ、こちらにも理由がありましてね
こうやれば、分かりやすいですから」
あー、マーキングみたいな？
確かに古い結界と新しい結界でなんか分かりやすいからな
ってまたあんたここ襲うのか！
にっかり「ほらほら、登って登って」
「あ、はい」
ちょっと向こう側のにっかりに急かされて、塀を登った
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ルミア(プロフ) - 湖@清光可愛い鯰尾君可愛い亀ちゃん大好き！！！さん» むふふ（←嬉し過ぎて）、ありがとうございます！頑張りますよー！鯰尾君もありがとねー！ (2018年1月5日 18時) (
レス) id: ba650d7c81 (このIDを非表示/違反報告)
湖@清光可愛い鯰尾君可愛い亀ちゃん大好き！！！ - とっても面白いです！面白過ぎですよ〜！更新頑張って下さい！そして！鯰尾君からです！鯰「とっても面白いですね。俺、この作品大好きです！頑張って下さいね！応援して居ます！」だそうです！では、また、さようなら！ (2018年1月5日 16時) (レス) id: 073b3b6cdc (このIDを非表示/違反報告)
ルミア(プロフ) - ありがとうございます！以後、気をつけます！ (2017年11月4日 11時) (レス) id: ba650d7c81 (このIDを非表示/違反報告)
へのへの - 2話が抜けていますよ (2017年11月4日 9時) (レス) id: 48df61d996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルミアＫ | 作成日時：2017年8月21日 15時
