19話 ページ20
にっかり「豊臣の鯰尾くーん！何処にいるのー？」
藤子「冷四郎……」
あんた、豊臣の鯰尾なんて呼ばれてるの？
長すぎやしない？
冷四郎は声のなった所に振り向き、また此方をみた。
冷四郎「………姉さん、俺達の本丸に来ますか？」
………冷四郎達のいる本丸…
冷四郎と一緒になれるのは嬉しいけど…
私は死ぬ時に思い出していた。弟を思い出した時を、
そうか、ここは付喪神と敵が戦う過去、
敵に回った方が、藤四郎を見つけやすい。
まあ、あれ、敵のボス的、幹部的な人が自分の兄弟だったーみたいな？
最終目標、三人で成仏する！！
藤子「私は遡行軍側に行きます」
よし！先ずは、なんかいろいろして、ボス的な奴に気に入られ幹部ぐらいには！
冷四郎「……そうですか………」
………そんな寂しい顔しないでくださいよ。
罪悪感がこみあげてきます。
冷四郎は肩の近くに手をそえた
え、何？
鴉「カァ」
え、鴉いたの？！気づかなかった
冷四郎「特殊な鴉で、文を届けるのに適しています。
では、また、どこかで」
藤子「ええ」
冷四郎は仲間なのかわからないけど、声のした方向へと行った。
私はさっきの考えを見直した。
先ずは、その敵の仲間にならないと、でも過去を変えるって、私には大きな出来事を覆すことなんて到底出来っこない、しようとしても場所とかわからないし、物騒だよねー。
鴉「！」
バサァ
藤子「あ！待ちなさい！鴉！」
ちょっと！何処行くの？！
会って早々逃げますか？！
鴉は目の前で肩から飛んだ
冷四郎が言ってたのは文を届けるだけの無能な鴉ってことなんですか？！
それからも鴉は帰ってこない
うう、ちゃんと家に帰ってくる鳩の方がいい
バサァ
え、帰ってきた
鴉は茶色い何かをボトッと嘴(くちばし)から落とした。
何かの木のみでしょうか。
持ってある薙刀の先で茶色い何かをひっくり返した。
藤子「ひっ」
雀だった。まだ小さくて、まだ子供みたい、まだ巣から飛び立っていなかったんだ。
藤子「小さい……ん？でかいことではなく小さなことで、でかい出来事ではなく小さな出来事、
こんな物騒な時代、殺される事もある」
藤子は考えた、殺される？殺す……過去に殺されなかった人？
藤子「過去になかった出来事をすれば。
やらないと」
藤子の目は先程の動揺や懐かしい目は無くなり、違う道に行く覚悟を持った勇気ある目だった。
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ルミア(プロフ) - 湖@清光可愛い鯰尾君可愛い亀ちゃん大好き！！！さん» むふふ（←嬉し過ぎて）、ありがとうございます！頑張りますよー！鯰尾君もありがとねー！ (2018年1月5日 18時) (
レス) id: ba650d7c81 (このIDを非表示/違反報告)
湖@清光可愛い鯰尾君可愛い亀ちゃん大好き！！！ - とっても面白いです！面白過ぎですよ〜！更新頑張って下さい！そして！鯰尾君からです！鯰「とっても面白いですね。俺、この作品大好きです！頑張って下さいね！応援して居ます！」だそうです！では、また、さようなら！ (2018年1月5日 16時) (レス) id: 073b3b6cdc (このIDを非表示/違反報告)
ルミア(プロフ) - ありがとうございます！以後、気をつけます！ (2017年11月4日 11時) (レス) id: ba650d7c81 (このIDを非表示/違反報告)
へのへの - 2話が抜けていますよ (2017年11月4日 9時) (レス) id: 48df61d996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルミアＫ | 作成日時：2017年8月21日 15時
