41 ページ43
美咲side
あの後私は、しぶしぶ頷いた。
でも、Aちゃんに何かあった時は
言ってもいいと許しをもらった
A「まずは、私の過去の話をしますね
私は、生まれは東京であの日は湘南に遊びに来てました。その年に、私は小学生になったんです。そのお祝いっていったら大げさですけど。
当時6歳だった私は、父や母の気持ちなんて
知らず、海ではしゃいでてそれで、
気づいた時には両親とはぐれていました。
周りの大人たちも必死に探してくれて、
それでも見つからなくて。
次第に私を可哀想と見つめる大人が増えて、
耐えられなくなってこっそり抜け出しました。
何も考えずに、フラフラ歩いてた時に
Sea Sonsを見つけたんです。
楽しそうなにぎやかな声と、美味しそうな匂いにつられて、私はお店に入りました。
そこで会った大人は、すごくニコニコしてて
可哀想っていう気持ちは全く見えなくて。」
私は、Aちゃんに話を聞いておきながら
相づちも忘れていた。
話に圧倒されて、寂しそうに笑うAちゃんを見てたら、無性に切なくなった…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 183人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
. - サイドのスペル違ってますよ？ [said]じゃなく、【side】です。 (2020年2月5日 18時) (
レス) id: 5873f0fb76 (このIDを非表示/違反報告)
紗倉(プロフ) - これ多分、夢主と友達の名前一緒になってます (2018年8月15日 8時) (レス) id: 834208ef0e (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 続きが気になります！これからも頑張ってください！ (2018年3月24日 14時) (レス) id: 98ef4e8956 (このIDを非表示/違反報告)
蛍 - お久しぶりです！更新、ありがとうございます！ (2018年3月21日 0時) (レス) id: 0808068617 (このIDを非表示/違反報告)
蛍 - 夢主の秘密が気になります！続編、楽しみにしてます！ (2017年12月16日 22時) (レス) id: 6a94eb7cb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃむ | 作成日時：2017年9月6日 16時
