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虎雄「ルールは簡単だ
両サイドから飛び込んで先にゴールした方が
勝ち
お前が1点でも取れたら勝ちってことに
してやるよ」
尚弥「楽勝だ！
お前が負けたら二度と
カス校バカにすんじゃねーぞ」
虎雄「お前が負けたら？」
尚弥「ミズタマバカにした事、
土下座して謝ってやるよ」
こうして、2人の戦いは始まった
渚「はや！」
郷田「ばーか、わざと取らせてやったんだよ」
とはいえ、水泳やってない人がここまで
早いのは…
結構素質あるかも…??
尚弥「うわ、足がつかねぇ!!」
そういってる間に
虎雄はいつもの様にシュートを決めていく
尚弥「おい、ずりーぞ！」
虎雄「水球はな、水中の格闘技なんだよ
水の中では何やってもありなんだ」
もう既に、8-0
水球のルールをしらない尚弥くんにとって
虎雄は強すぎる相手
だけど、体力が消耗してない？
サイドからのボールはほぼ尚弥くんが
取ってる…
尚弥「おい、タイム
タイムだ！」
尚弥くんはサイドに泳いでくる
尚弥「おい、番長！
なんであいつ、水の中で止まってられんだよ」
龍二「あれは、巻脚だ
お前もう諦めろ
あいつに勝てるわけない」
尚弥「寝言言ってんじゃねーぞ！
勝てねぇから諦めろだ？
諦めたら勝てねぇだろーが！」
私の中で何かが吹っ切れたような気がした
私はこういう選手を応援したい
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作者名：ちゃむ | 作成日時：2016年12月26日 16時
