ちくしょー、オッパが好きすぎる。：ｔｈ (ページ29)

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29:「幻聴」ページ29

馬鹿みたい、

仕組まれた作戦だってわかっておいて

イライラするなんてほんと馬鹿みたいだ。

、走って逃げてきた今だって

なんで追いかけてこないの、なんて

なんでこんなに落ち込んでるんだろう。

オッパはきっとしらない。

私ってほんとは独占欲のかたまりなんだよ、?

いつもいつも仕事だとわかっていながら

イベントでオッパがarmyの子に触ってるのとかみたら、

胸の奥がギューッと苦しくなる

その四角くて下手くそな笑顔を

私以外に見せないで、って情けないことを思ったりだってする。

オッパはしらないの、なんも。

………………またまた拗ねながら歩いていると、

たまたま見つけた、防弾のポスター、

なんなのかよくわかんないけど←

「テヒョンオッパ、早くきてよ」

なんてポスターの中の四角笑顔の彼に話しかける。

『遅くなってごめんね、A』

え、何今の。

オッパが好きすぎてついに幻聴まできこえちゃってんの!?←

、うん落ち着け((

「最近疲れてるんだな、多分」

『えっ!?そうなの!?も～言ってくれればいいのに!』

いやこのウザさは幻聴なんかじゃない、(←やめれ

確認するためにクルッと後ろを見た。

『ﾋﾋｯ!みつけた!＾＾』

＿＿＿＿＿本物だ。

ウルッ、

なんでだろ、

『え、A!?汗なんで泣くの』

「ｯ、わかんないㅎㅎ………だけど」

「……………好きな人のぬくもりって幸せ、っておもったの//」

すごい小さい声で言ったにも関わらず、

オッパは私の手をガッチリと繋ぎにこにこしながら歩き始めた

いや、待って

「オッパどこ行くの?」

するとすっとんきょうな顔をして

『俺らの宿舎に決まってるじゃん?』

と答えた。

オッパ、あなただけ知らないんだったね(哀れみ)

今までずっとオッパが主導権を握って歩いていたが、

オッパの手を強く握り返すと

「こっち!ㅋ」と、ある場所までずんずん進んでいった。

『え、ちょ、どこ行くの!?』

「オッパ黙ってて」

『はい』即答