短編小説集 (ページ4)

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隣席((続きページ4

『え！？』

「ほらっ友達がいない同士さ！早く友達が出来るようにって神様がそうしてくれたのかも！」

『あー！そうかも！！』

「じゃあ、仲良くしないと罰当たるな！」

『え、あ、うん…笑』

考えが可愛いな♪

《よーし！じゃあカードかけた人は後ろから送ってこい！書けなかった人は放課後残って書いてけー！》

え、なんにも書いてない
名前しか書いてない

「やっべ！居残りじゃん！」

『私も…』

「じゃあ、一緒に残ろうぜっ」

～放課後～

「終わった！！」

『私も終わった～』

「一緒に帰らない！？」

『うん♪』

ちょうどいい天気ってこのことを言うんだ。
ほどよい気温にそよそよな風

「Aって人見知り！？」

『え、うん。まぁね』

「もっと積極的にみんなに話しかけてみたら友達たくさんできると思うけどなっ俺が保証する！」

『昌暉に保証されてもなぁ…』

「おいっなんだよそれ！笑」

夕暮れの住宅街に響く2人の笑い声
これからの高校生活
楽しくなるかも…ね！？