私と私の血【鬼滅の刃】 (ページ7)

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胡蝶さんが消えてから数分のこと

宇髄「お館様、ただいま参りました」

産屋敷「すまないね、せっかくの休みを」

宇髄「いえ、休みだからといって身体がなまらないよう、少し動こうと思っていたので」

胡蝶さんとは違い身長も高くて、筋肉もすごくて私は首を痛くしながら上を向かないといけない

『あ、あの…お名前を伺ってもよろしいですか…？』

宇髄「はい。私は、音柱、宇髄天元と申します」

音柱…柱の中にも種類があるらしい

私は宇髄さんに柱の方についてや、宇髄さんと会話を深めるためにがんばって話題を探した

そうして今日が終わった

『宇髄さん、沢山教えてくださってありがとうございます』

宇髄「滅相もございません。Aさんのためでございます」

年上の方からAさんと呼ばれるのは少し恥ずかしい…ので、宇髄さんに頼んで迷惑かもしれないけれど、私のことは呼び捨てにして欲しいと

最初は遠慮されたけれど、私の気持ちが届いたおかげか呼んでくれることになった

宇髄「Aは派手だな。また今度就く時、もっとたくさんのことを教えてやる」

頭を撫でられながらそう言ってくれた宇髄さん

距離が少し縮まって少し嬉しかった

兄弟なんていなかったから、少し年上のお兄ちゃんができたみたいで