私と私の血【鬼滅の刃】

#32 ページ32

カナヲちゃんとアオイちゃんとはしのぶさん繋がりで仲良くなった数少ない女の子のお友達


アオイちゃんはハキハキしててテキパキとなんでもやりこなす

カナヲちゃんはおっとりしてるけど、アオイちゃんの言うことを全部こなしている

2人ともなんでも出来てすごいな…


神崎「Aは包丁には触っちゃダメ！！」


『ひゃ！…って！』


包丁を持った瞬間、アオイちゃんに怒られて包丁が滑ってしまって下に落ちかけたところをカナヲちゃんがサッと取ってくれた


『ごめんなさい、カナヲちゃん…』


栗花落「」ﾌﾙﾌﾙ


ニコッと笑って包丁をまな板の上に置いた


やっぱり私はみんなより何も出来ない


特技もないし、知識もない


胡蝶「Aは初めて包丁を握ったんですか？」


『はい…今まで触らしてくれなかったので…』


産屋敷さんの御屋敷でも危ないからという理由で包丁…以前の問題で、調理場には近づくことすら出来なかった


胡蝶「…」


しのぶさんはなにか考え事をしているようだけれど、私が何も出来ないことを考えてるのかな

おにぎりすら握っても完成系は歪で三角形を通り越して台形のような形をしている

アオイちゃんは毎日作ってるおかけがとても見映えも、味もすごかった


…少し味見させてもらったから


料理は向いていないのかな

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