#30 ページ30
いつも通りの朝が来た
…はずだった
竈門「Aおはよー!!!」
我妻「Aちゃんおはよー!」
嘴平「A早く起きろー!!」
まだ日は明けたばかりのはずなのに炭治郎や善逸くん、伊之助くんまで居てた
『……なんで…?』
まだ寝起きだから頭がよく働かない
なんで3人はこんな早くにお屋敷に、私の部屋の前にいるのだろう
竈門「今日は煉獄さんと胡蝶さんが担当だから、俺らも一緒に付き添わさせてもらうんだ!」
『そ、そうなんだ…ごめんね…こんな早くに』
我妻「Aちゃんが悲観することないから!!!これは俺らがしたかっただけだから!!」
善逸くんは私のすぐ目の前に座って私の手を握った
嘴平「ふんぬー!!!!!」
その手を伊之助くんが遮った
2人はバチバチと見合わせて庭で走り出した
その2人を止めようと炭治郎は手を出そうとすると
胡蝶「ふたりとも。ここはお館様のお屋敷ですよ」
迷惑がかかりますといってしのぶさんが止めてくれた
『しのぶさんおはようございます』
胡蝶「A、おはようございます」
またあの優しい笑顔で微笑むが、善逸くんと伊之助くんには少し暗い笑顔だった
胡蝶「まだ日は登ったばかりですが、蝶屋敷に向かいましょう。煉獄さんもいますし」
煉獄さんはもう蝶屋敷にいてるらしい
私も早く用意して向かわないと
竈門「あ、A。ゆっくりでいいよ、しのぶさん!先に行っといて下さい!」
分かりましたとひと声掛けてしのぶさんは消えていった
『まってね、いま用意するから』
竈門「いつまでもまつよ」
その時の炭治郎の顔は少し儚げな目をして笑った
33人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年10月13日 13時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ハヤシライス | 作成日時:2019年10月13日 13時