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〜玄樹side〜
僕も少し気持ちよくなってきたな...
僕達も盛り上がっていたけど
店の奥の方もすごい盛り上がっていた。
男が4人と、女が4人みたいだ...
合コンかな〜?
女4人は後ろ姿で顔は分からない
.
勇太『そろそろお開きにします〜?』
岸『そだね!楽しかったわ〜
玄樹、時にはAちゃんじゃなくて俺のことも誘えよ!
おれ、寂しいよ〜』
と泣き真似をする岸くん
玄樹『きっも。』
岸くんにならなんでも言える
帰る前にトイレに行こうっと...
神宮寺とトイレに行くことにしたらそこには先約がいて
狭いトイレでは声が丸聞こえ...
A『あいつ、一番左のやつ。
めっちゃ酔ってるみたいだしお持ち帰りできそうじゃね?』
B『あ〜Aちゃんだっけ?
胸も大きいし俺も持って帰りたい』
A『二人で攻める?笑』
B『ははは〜ありだわ〜』
A『でも、電話番号頑なに教えないんだよねー』
B『まぁ、いいんじゃね?1日だけのつながりで』
そう笑いながらトイレを出ていく2人組
.
.
.
A.....?
でも、まぁ、Aっていう名前
そんなに珍しいわけではないしね...
勇太『玄樹...今のってさ...』
答えようとするけれど
なんと答えていいかもわからないし不安になって口を開けないでいた
勇太『実はさっきからちょっと気になってたんだけど奥の方で盛り上がってる男女8人組いたじゃん?
そこにさ、、別にAちゃんみたわけじゃないんだけどAちゃんの友達の梨絵さんがいたんだよね…
前、同じ講義受けててちょっと知り合いになってたまたまちょっと目が合ってさ〜向こうは気がついてないみたいだったけど』
つまりそれって、Aも来てるってこと?
飲み会とか言いながら合コン...?
しかも、お、お持ち帰り...?
不安ではなく怒りに変わる自分がいた。
.
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作者名:ジャニ子 | 作成日時:2017年1月14日 23時