僕らの闇の先【S×N】 (ページ10)

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Sside

先生が来て、皆が慌てて席に着く中俺も席に着いた

その後、先生の自己紹介を聞いてこの日は終了となりクラスでは皆それぞれ家に帰る人、連絡先を交換する人などで賑わっていた

そんな中俺は帰る準備をしている和也くんを見て何か話すことはないか模索していた

雅「しょーちゃん、帰らないの？」

「えっ？あぁ、帰るよ。帰ろうか」

潤「気になるの？和也くんのことが」

「気になるっちゃ気になるな、友達になりたいと思ってる」

潤「へぇー珍しいじゃん」

雅「ふーん、まぁ今日はいいんじゃない？
帰ろうよ！」

「そうだな、帰ろっか」

それから俺は帰りながら和也くんとどうやったら友達になれるかずっと考えてた

最初に会った時、和也くんは何かに怯えてるようだった、だからなのか何故か不用意に話しかけてはいけない気がした