storyZero ページ2
you side
私達はいつ道を間違えたのだろう。
『なぁ、冗談やろ!?』
関係が少し変わった時だろうか
『俺な付き合う事になってん!』
"君"と一緒にいない事が増えた時だろうか、
『俺がずっと守ったるわ。』
約束したあの日だろうか、
『A結婚しよか。』
いまだったりして、
『俺らとゲームしよや』
もしかしたら未来の話かもね。
今日、私は結婚する。
自分の○○への思いを捨て
『好き』の気持ちを気付かないフリをして
白いドレスには似合わない様な
黒い感情を胸に渦巻かせる
「新郎新婦、誓のキスを…」
私は感情もなく彼奴の顔に顔を近づける
「Aっ!迎えに来たで。」
「ぶっさいくな顔やなぁ」
「ほら、はよ帰るで」
「俺らすっぽかして何してるん?」
眩しいほどの笑顔で私を見る彼ら
私の気持ちを乱すのはいつでも彼らだけだった。
『ばっかじゃないの!?』
そう言いながらも手を引っ張られるのにつられ、たくさんの人が見てる中式場を出る私はもっとばかだ。
白いドレスを着たまま、
私"たち"は街を駆け抜けた
_
これは私と"彼ら"の10年間にも
及ぶ長い長い恋の物語
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作者名:とぱす | 作成日時:2018年1月21日 18時